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・帯:【機上の夜明け】 ・着物:【雲掛る光降る空】

・帯:緯絣   ・着物:縞

染織コース 山本 道子 (MICHIKO)

帯:経糸:21中12双6×2
  緯糸:真綿手紬糸5匁×27カラミ

着物:経糸︓21 中12 双 6×2)
緯糸︓真綿手紬糸5匁×27カラミ

帯:機上から見下ろした海に昇る夜明け。
染めた糸の色合いや風合いを生かし、その瞬間の空気感を帯に緯絣で表現した。緯糸の括りを正確に行うことに努め、また、緯糸の打ち込み方には、横糸の括りのデザインが鮮明に浮かび上がるよう優しい打ち込みに努め、夜明けの海の美しさとその静かな空気感を感じられる作品に仕上げた。


着物:機上から眺めた雲海から見える海と陸と朝の光を縞織に表現してみた。朝日が空を照らし、徐々に広がる光の帯を織り込むことにより、目の前に広がる壮大な景色とその瞬間の静けさを伝えたい。縞模様は、光の変化と空の広がりを表現するために選び、朝のひかりの温かみや清々しさを感じさせる色合いで縞の技法を用い織り上げた。

機上から見下ろした海に空から降り注ぐ光。 染めた糸の色合いや風合いを生かし、その瞬間の空気感を縞で表現した。それにより、織物全体に渡って一貫した波間の美しい表現を実現した。
夜明け前から太陽が光始める時を緯絣で表現した。占めたときの正面に来るデザインとお太鼓の背中機出る部分のデザインに変化をつけたデザイン。
身に着つけて明るい雰囲気の絣を目指している。帯締めと帯揚げにクチナシブルーで引き締めた作品コーディネイトをイメージしている、
ウコンの黄は差し込む太陽の光。 ヤマモモの茶は大地の重み。 クチナシブルーは空と海の広がり。 自然の色を縞に織り込んだ作品
ウコンの黄で、まだ見えない太陽の気配を示す。 クチナシブルーとウコンの橙が、地平線から光が立ち上がる瞬間を描き、 コチニールのピンクに昇りゆく太陽そのものを託した作品

山本 道子 MICHIKO

染織コース

CONTACT

京都芸術大学染織コースで、糸を染め、整え、織り上げるまでの工程を丁寧に学んできた。制作を重ねる中で、布は完成した姿だけでなく、そこに至る時間や手の動きまでもが表れるものだと感じている。卒業制作では、緯絣の帯と縞織の着物に取り組み、伝統的な技法に向き合いながら、暮らしの中で自然に寄り添う布を目指した。織りの繰り返しの中に生まれるわずかな揺らぎや表情を大切にし、これからも素材と静かに対話するような制作を続けていきたい。

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