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夜に浮かぶ栗の花

日本画コース 明 佳子

112 × 162 cm
紙本 / 岩絵具、水干絵具、墨、膠

この地に来て3年目の初夏。
日が落ちかけ辺りは薄暗くなっていた。
ベランダから見える鬱蒼とした竹林の景色の中に、ぼんやり浮かぶ満開の栗の花の存在に初めて気がつき、その不思議な形と質感に私はすっかり魅了された。
風が吹くと、連獅子の毛振りのようで少し不気味にも感じる竹林と、ふわふわ優しく包み込むような綿毛の栗の花の相反する感覚とその時感じた感動を、幻想的な夜の世界を背景に大好きな色で表現したいと思った。

明 佳子

日本画コース

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