親子の時間をつなぐあみぐるみ
空間演出デザインコース 後藤 聡子
親子で過ごせる時間は永遠に続くものではありません。
限られた親子の時間を大切に過ごしてほしいという想いからこのあみぐるみは生まれました。
「親子」としていますが、ここでの「親」は、主に「母親」を想定しています。
子どもは成長とともに母親から離れて行動します。不安になった時に母親の元に戻ってくっつくことで安心してまた離れていくことが出来ます。母親が子どもの安全基地として存在することが子どもの健やかな成長には欠かせません。
同時に母親の心が安定することで子どもは安定します。
母親は、出産や授乳時に幸せホルモンであるオキシトシンが分泌されることで育児しようとする気持ちになるようです。そして、母子で触れ合うことによってもホルモンが分泌されて心が安定することがわかっています。そこには個人差があり、うまく赤ちゃんと触れ合う気持ちにならないこともあるようです。
ハグなどの肌の触れ合いは親しい関係でこそ効果のあるものですが、ペットやぬいぐるみでも同様の効果が得られることがわかっています。
思わず触れたくなる、抱きしめたくなるあみぐるみという存在が親子のふれあいの時間へとつながってほしいと願っています。
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