日本画コース 青木 養子
吉野山行
130.3×162.1cm 紙本、岩絵具・水干絵具・墨
その昔、吉野山の桜は他の土地の桜と違い、遊楽の対象となる世俗的なものではなく、死者に対しての手向けの花であった。ゆえに美しく咲き誇り、散って吹き寄せられた花びらにもあわれを感じるのである。舞い散る桜は男に在りし日の女の幻影を見せた。滅んでいく美は豪奢で不気味さを孕んでいる。それを表現したい。
青木 養子
日本画コース
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