日本画コース 岩﨑政雄
時の栖 ―仏の里・国東半島熊野磨崖仏―
162.1×130.3cm
シナベニヤ / 岩絵具・水干絵具・墨・漆喰・自製石粉・貝粉・砂
乱積石段を息を切らせて登ると突然開けた空間の前面に巨大な磨崖仏が現れる。理知的
森厳な大日如来と忿怒相ではない慈悲相の不動明王である。里人に護られ、千年の風雪で
弁髪も衣も風化が進み、自然と一体になったようだ。この空間に清涼な空気が流れ、旅の疲
れを忘れさせてくれる。蟬時雨を耳にしながら六御満山開山1300年の年にその姿を描く。
岩﨑政雄
日本画コース
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