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瀬戸の暁雲 ―練上技法をめざして―

美術科 - 陶芸コース

瀨尾登之

24×40×53cm、他
萩土・信楽白水ヒ / 透明釉 / 酸化焼成 / 手びねり・練り上げ・貼り付け
穏やかで美しい瀬戸内海の朝の情景をテーマにした。朝日が昇る直前、東の空に暁の雲が
舞い、刻々と変化する。海と空が多彩な表情をみせる幻想的な様子を10色の色粘土を用
いて練上げ技法により制作した。手前の岩山は安芸の宮島の頂上、弥山(みせん)の巨岩奇岩のイメージを膨らませ、大胆に貼り付けた。円筒形作品からの脱皮を試み、楽しく制作できた。

  • 京都芸術大学 通信教育部