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しきを想う

美術科 - 染織コース

松井 美樹

チャップブック
和紙/顔料/型染
自由に出歩けなかった春。雨も多かった初夏。高校野球がなかった夏。言い表せない気持ちに寄り添い、しき(四季)を感じられなかった季節を支えた正岡しき(子規)ゆかりの言葉で、民衆の本と呼ばれたチャップブックを制作した。めくるたびに新しい世界が展開する本。平仮名と点字で描かれた、読めるような読めないようなうつろいを感じて欲しい。

  • 京都芸術大学 通信教育部