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写真コース 中村 明子

デジタル/インクジェットプリント


眼差しのむこうに

紙幣は、信頼により成り立っている。人々が日常に使用する紙幣には、その国を代表する歴史的な人物が選択させている。

国の発展に貢献してきた偉業は「眼差し」に現れるのか。鋭い目、見抜くような目、刺すような眼差し、遥か遠くを見通すような視線、チャレンジ精神が漂う悪戯っぽい目つき。

レンズを通して紙幣の眼を見つめていると逆に問いかけられている気持ちになる。眼差しは見つめ返し、人生の深みや重みを伝えてくれるかのようだ。

キャッシュレスが世界に浸透すれば、貨幣は過去の遺産としての価値をもつようになるかもしれない。

中村 明子

写真コース

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