写真コース 植竹 宏樹
デジタル/インクジェットプリント
EREHWON 或いは よるのゆめ
タイトルはサミュエル・バトラーの小説『エレホン』に依る。ユートピアの英訳nowhereを逆さに読んだものだ。作品の内容は当然ディストピア(反理想郷)となる。『マクベス』の魔女は「きれいはきたない きたないはきれい」と宣い、中山岩太は「でっち上げてても、美しいものを作り上げる」と云った。価値の転倒・意味の倒錯を敢えて写真的に譬えるなら、ポジとネガが自在に反転する様に似ているだろう。視点や視線を僅かに違えることで、世界は万華鏡のように変容することを我々は知っている。ならばこそ、奇麗な色眼鏡で世界を変換し続けるかのような馨しい絵空事で、毎日を埋め尽くそうではないか!
植竹 宏樹
写真コース
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