美術科 - 書画コース
梶原 庸子
「音楽を奏でる書 ―歓―」
音楽を書でデザインした作品。ベートーベン第九番第四楽章にはメイン旋律に隠れて美しいメロディがある。その一部を墨象(白液)で背景に表現した。その上に墨液で、直線により“五線譜の重なり”を、スパッタリングにより溢れ出る“音の粒”を表した。それらの重なりから音楽に関する文字「楽」「響」「奏」「聴」を浮き上がらせた。光線の具合で白液の墨象の濃淡が変化し、音の強弱を表す。音楽を、聴覚によるイメージ(音)から視覚によるイメージ(書)に置き換えた作品である。





