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デザイン科 - グラフィックデザインコース

橘田 憲一郎【コース奨励賞】

法を、みる。
ー法×デザインでつくる、あたらしい法教育のコンセプトー


プロモーションデザイン

ポスター/A4サイズ 1点
パンフレット/A4サイズ 8ページ 1点
ビジュアルブック/A5変形サイズ 32ページ 1点
フォトカード/148×100mm 7点


一般に言葉である法を、おもしろく魅力的に表現することで、ポジティブに関心を持ってもらいたい意図から、法を「読む」ではなく「みる」(見る)対象として表現する試み。本制作では高校生向けの法教育・主権者教育の教材として作成した。高校で実際にワークショップを企画・実施したほか、ビジュアルブック等複数の異なる形で表現した。

ワークショップの概要/
日時:2023年9月9日(土)
場所:東京都立西高等学校(土曜講座内)
講師:三浦基生先生、山梨光貴先生

ワークショップのコンセプトや具体的な流れ、実施記録(先生の講義内容やディスカッションの様子)、参加者や先生からの振り返りコメントなどを記載し、1つのワークショップのパッケージとしてまとめています。

高校生が法を身近に感じるきっかけとして、かれらに近しい「年齢」があり得ると考えました。たとえば18歳では婚姻年齢をとりあげ、該当する民法の条文と写真を併せています。結ばれたり、こじれたり、光も影もあるイメージを婚姻に重ねています。

実際に身の回りのモノや風景を観察し、この制作では6例作成しました。
たとえば、最近よくみかける電動キックボードの背景には道路交通法の改正があることなどを簡易に説明しています。

一連の制作物を、1つの教育パッケージをイメージしてまとめました。
本作品を通じて、通常は言語である法を「読む」ではなく「みる」対象として捉えるおもしろさを伝えたいと思います。
また、このアプローチが、法を学ぶことの魅力を伝える一助になれば嬉しいです。

  • 京都芸術大学 通信教育部