
デザイン科 - イラストレーションコース
大塚 里映【コース奨励賞】
■ タイトル
hidamari animal きもちをつたえるポストカードBOOK
■ 説明
【ストーリー】
ここは、みんなの あたたかいきもちがあつまる hidamariの丘。
うさぎさん、ねこさん、くまさんは、
あたたかいきもちのようせい はーとさんが
「伝えたい人」のところに とんでいけるよう、お手伝いをしています。
みんなのこころが ひだまりのように あたたかくなりますように。
「見た人の心があたたかくなるイラスト」をテーマに、日常のプチギフトに添えられるポストカードを制作しました。
気持ちを伝える言葉とキャラクターのイラストを17枚収録。カラーバリエーションがあり、渡す相手によって選ぶ楽しみがあります。
日常のプチギフトは、ちょっとしたお礼や挨拶の気持ちをさりげなく伝えたいときに活躍します。
そんなギフトを贈る際、相手に気を遣わせたくないものの、思いやりの気持ちはきちんと伝えたい…こう悩む人は少なくないのではないでしょうか。
私自身、プチギフトに添えるメッセージカードは、仰々しくならないものを選ぶようにしています。ただ、小さなカードに一言添えた際、言葉だけでは気持ちが伝わりづらいのではと思いました。そこで、手書きのイラストを添えたところ、気持ちが一層伝わり相手に喜んでもらえた、という経験があります。
プチギフトを贈る女性が、仰々しくならずに、効果的に、思いやりの気持ちを伝えられるツールを作れないだろうか、というのがきっかけでした。
登場するのは、「hidamari animal(ひだまりあにまる)」の仲間たちです。
うさぎさん・ねこさん・くまさんは、笑顔・穏やかさ・安らぎを表わしていて、いずれも心をあたためるために必要なものだと考えています。サブキャラクターは、気持ちを表すハートとあたたかさを表すお日様がモチーフです。
また、贈り物に花を添えるように使ってほしいという想いから、全イラストに花モチーフを取り入れています。
言葉やイラスト、人によって伝え方には得意不得意があると思います。
animalたちのお手伝いで様々な人のあたたかい気持ちが伝わり、暮らしの中のコミュニケーションをより豊かなものにできたら嬉しいです。