空間演出デザインコース 宇佐見 由香子【同窓会賞】
南部裂き織りの糸玉です。古布を1㎝のテープ状に裂いて緯糸として使用するため4㎝ほどに丸めています。自由に糸を組み合わせ、機織りをしていきます。
南部裂織 ~古布へありがとう~
テーマ「都市と地方の交流を目的とした南部裂織の活用」
・背景
実家のある青森県十和田市は帰省する度に高齢化を感じ、街は寂しくなっている印象です。
生まれ育った十和田市を訪れてもらえる方法はないかと考えました。
・現状分析
定番の観光地である十和田湖・奥入瀬渓流などは良く知られていますが、その他の魅力ある特徴はないか調べてみました。
観光のついでに見てもらえるようなものがあったら良いのではないかと考えました。
・課題点
何度も訪れてもらうには新幹線を乗り継いで3時間ほどかかり冬場は寒く、ハードルが高い事が見えてきました。
・発想
簡単に訪れることは難しそうだが、十和田市ならではのまだ知られていない魅力を発信することはできないか。
もし訪れてくれた人と、地元の人の交流の場ができれば、深く知ってもらえるのではないかと考えました。
・南部裂織との出会い
その成り立ちはそうするしかなかった、寒く厳しい自然環境によるものであります。
だからこそ感じる温もりと愛情があります。どんな人でも受け入れてくれるような大きな心がそこにはあります。
南部裂き織りに触れることで、心は芯から暖かくなるようなほっこりとした気持ちを受けるでしょう。
生活にそっと寄り添う南部裂き織り。あなたの大切な人が近くにいる感覚。見てさわって温もりを感じる。
そんな裂き織りと十和田市の良さをお伝えし、いつか訪れてもらいたいと願いを込めました。
宇佐見 由香子【同窓会賞】
空間演出デザインコース
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