写真・映像

技術と理論を背景に、「世界標準」の表現者へ。

 私たちの日常は、写真と映像で表現された「イメージ」に囲まれています。スマートフォンが伝える生活風景や、記録・伝達手段としてのメディア、先端的なアート表現に至るまで、写真・映像の表現領域は無限とも言える広がりをみせています。基本的な撮影技術を習得すると共に、表現者として必要な感性を育むカリキュラムを用意しています。グラフィックデザインや身体表現などへの理解を深め、理論的なプレゼンテーションを学び、卒業後を見据えたポートフォリオを制作して自身の成長をリアルタイムに編集します。海外をフィールドに活躍する教員や、多くの留学生と共に、「世界標準」のアートを学びます

学べる分野

現代美術・写真コースで学べる分野

写真・映像技術の基礎・応用力を学ぶ

大判カメラ・銀塩写真で学ぶ基礎技術を応用してデジタル制作の可能性を追求します。撮影における「見る」「考える」「撮る」といった基本プロセスをふまえ、ツールを選ばずに表現できる柔軟な思考を育みます。

現代美術・写真コースで学べる分野

表現者としての可能性を伸ばす

演劇を通じてコミュニケーション力や言語表現力を伸ばし、繰り返し行うドローイングでは思考のビジュアル化を学びます。また、美術史や批評、現代思想などの知識も吸収して表現者としての可能性を伸ばします。

現代美術・写真コースで学べる分野

世界に通用する人材育成

海外からの留学生が多く、教室では英語、フランス語、中国語、韓国語などが飛び交っています。英語によるプレゼンやディスカッションをサポートしており、卒業後の進路選択では国や地域を問わずに挑戦できます。

NEWS&TOPICS

3大学合同写真展〈Triangle〉開催

韓国国立芸術大学、北京映画アカデミー、京都造形芸術大学による合同写真展。本コースからは6名が参加し、カタログなども制作しました。2016年度は京都で開催予定。

〈Experiences, Kyoto 3〉展開催

フィールドワークの授業に参加した交換留学生たちによる京都滞在中の写真発表展。3年目の開催では、フランス、スイス、オーストリア、メキシコから計6名が参加しました。

〈Experimental studies 5〉展開催

2年生が空間デザインコースと合同で開催したこの展覧会は、「発明」と「写真技法」をめぐる制作物を発表・展示。会場の空間構成やコンセプトなどを総合的に企画しました。

展覧会・ワークショップ〈PARK〉開催

4年生が学外のアートスペースを会場に、企画から出版物制作までを総合的に運営。写真、インスタレーション、パフォーマンス作品に加え、子ども向けワークショップも開催。

3年生による〈介入研究〉展開催

3年生が取り組む個展企画の成果発表展。学生自身が企画、作品制作、会場選定までの作業をひとりで担当し、総合的な視点で自身の個展を開催しました。

写真展〈4x5 Photography〉開催

1年生の授業「大判写真演習」の成果発表展。1年間をかけて制作してきた銀塩白黒写真のファイン・プリントを展示し、企画や会場構成なども学生たちが行いました。

カリキュラム

1
年生

撮影の本質を学び、演劇の身体表現を身につける

アナログ写真で基礎を学び、デジタル機材を使用した応用へとつなげます。技術面のみならず、理論や思考法への理解も深めます。また、作品を発表するために必要なノウハウも身につけ、今後の展覧会開催に備えます。

PICK UP! 授業

大判写真演習

大判カメラと銀塩フィルムを使用し、写真撮影・暗室作業の基礎を習得。対象と向き合い、「見る」「考える」「撮る」のプロセスから作品制作を学びます。また、デジタル制作も学びます。

演劇演習

不条理劇の実演を通して、言語と身体を駆使した表現を習得します。身体表現の重要性を理解し、美術思想なども学びます。視覚だけにとらわれずに表現・作品の本質を考えます。

2
年生

理論と技術を習得し、作品制作・発表に取り組む

現代アートにおける背景知識や理論構築を学びます。作品制作プロジェクトを通じて、表現者として必要なリサーチ力と行動力、プレゼンテーション力を身につけ、精力的に作品を発表します。また、実践的な英語訓練も実施。

PICK UP! 授業

フィールドワーク

カメラを手に京都の街へ。日常生活の観察やリサーチを行い、1年かけて写真作品を制作。写真の記録性と表現性、編集の技法を学びます。留学生も多く、授業はバイリンガルで実施。

写真論/写真史

写真について言葉で考察し、社会の中で写真が果たしてきた役割を知り、「イメージ」の変遷と進化の過程を学びます。現代思想などについても理解を深め、表現を支える思考力を育みます。

3
年生

作品制作を積み重ね、社会で通用する力を磨く

作品制作の技術を伸ばすと共に、社会へと発信するためのノウハウを身につける1年間です。英語プレゼンテーションやポートフォリオ作成、インターンシップなど卒業後の希望進路を見据えて実践的に学びます。

PICK UP! 授業

映像表現

ビデオ・アートを中心にその歴史と制作方法を習得します。プロジェクションマッピングにも取り組み、制作した作品を現実空間に投影します。技術の習得と制作、理論を複合的に学びます。

スタジオ撮影基礎

スタジオ撮影の基礎技術を学びます。人物やオブジェの撮影でスタジオ機材の使用方法や実践的なライティングテクニックを身につけます。思い描くイメージを表現する技法を習得します。

4
年生

多くの現場体験が世界に通用する表現者を育成

教員に随行しての海外研修や展覧会への参加など、表現者として自立するための現場体験を多く用意しています。卒業後の制作活動や就職、国内外への大学院進学、レジデンス参加などもマンツーマンでサポートします。

PICK UP! 授業

卒業制作

ゼミ形式で指導教官やクラスメートとの議論を深めながら、卒業制作に取り組みます。社会情勢や現代アートの動向に気を配り、写真・映像表現の可能性に挑戦します。

STUDENT'S VOICE

専門の制作だけじゃない、ギャップをいくつも抱える。

実は京造に入学する前、2年ほど働いていました。でも嫌になってしまって。椿昇先生など、面白い先生が多いと思い、京造に入学しました。学科では基礎を学び、その他にも〈ULTRA AWARD〉に出展したり、イベントを企画したり、コースの専門だけに閉じない活動をしています。現代美術だけをするつもりはなく、いろんなギャップを抱えながら活動をしていきたいんです。京造の環境が、人脈や制作の領域も広げてくれています。

3年生片山 達貴さん

充実した実習スペース

大判カメラ・銀塩写真といったフィルムから、最先端のデジタル制作の可能性まで。あらゆる撮影に対応可能なスタジオを完備。

暗室(望天館)

A暗室 小~中判用引き伸ばし機20台 / B暗室 大判用引き伸ばし機6台


デジタルラボ(望天館)

A3用インクジェットプリンター2台 / A2対応インクジェットプリンター3台 / B0対応大型インクジェットプリンター1台


写真スタジオ(高原校舎)

電動スカイバンク、その他ストロボ等スタジオ機材完備

使用可能機材

iMac(27inch/28inch/21inch)/プロジェクター各種/4×5カメラ一式(トヨフィールト、リンホフ、タチハラ、ウィスタ、ジナーF等)/三脚(ハスキー、スリック等)/中判カメラ(八セルブラッド、フジ6×8)/その他、35mm一眼レフ、レンズ等(ニコン等)/フィルム現像機材一式(35mm、ブローニー、4×5対応)/各種インクジェットプリンター/モニター(カラーキャリブレート済)/フラットベッドスキャナー(フィルムスキャン)対応(エプソン)/フィルムスキャナー(ニコン)/ストロボ(電動スカイバンク、モノブロック、ジェネレーター等)/その他スタジオ撮影機材一式

卒業制作ギャラリー(2015 卒業生作品抜粋)

タイトル : To Beyond the Sea  メディア : 写真  サイズ : H103×W146cm

留岡 愛子

東シナ海を囲む日本、韓国、中国、台湾それぞれの海岸に立ち、互いの地点に向かって撮影しました。実際に立ってみることで、想像力を越えて複数の視点を知り受け入れることの可能性を探りました。


タイトル : accumulation  メディア : 紙、顔料ペン/ドローイング  サイズ : H21×W29.7cm

菊池 のえる

私たちはショウィンドーが作り出す都市空間の複雑さを、改めて意識することが少ない。そこで写真に撮り更に手で描くという身体的な行為を通して、そこに写る無意識的に集積された人間の痕跡を検証した。


タイトル : The Colors of Hong Kong  メディア : 写真  サイズ : H42×W59.4cm

畠山 元成

2014年9月27日、香港の学生や市民らが真の普通選挙を求めて、 複数の幹線道路を占拠し、長期間に渡るデモを開始した。 後に雨傘革命という名のついたこの運動を、私は現地で記録しようと試みた。

就職・進学先抜粋(過去2年間)
就職
  • アップルインコーポレイテッド
  • アーバンリサーチ
  • 株式会社アーバンフューネスコーポレーション
  • あ・ぜんJAPAN
  • 関西テレビ放送株式会社
  • 株式会社10BANスタジオ
  • 株式会社グラフィック
  • Dynamic Network Alliances(アートマーケティング&PR部門)
  • Rokujian
  • 伊賀上野ケーブルテレビ株式会社
  • 株式会社UMBRA
  • 株式会社たき工房
  • 株式会社テレモーションマックス
  • 舞鶴市文化事業団
  • Art Hostel KUMAGUSUKU
  • (株)BANKAN わものや
  • フォトアトリエミック
  • 株式会社 藤本
  • 文教スタジオ
  • やなぎ事務所
進学
  • 京都造形芸術大学大学院
  • 東京芸術大学大学院 (グローバルアートプラクティス専攻)
  • ELS Language Centres

京都造形大学 美術工芸学科が今なぜ注目されているのか!?

京都造形大学 美術工芸学科が今なぜ注目されているのか!?

KUAD PRODUCTION 学科の最新情報・作品紹介はこちら

KUAD PRODUCTION 学科の最新情報・作品紹介はこちら