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2016.02.01

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「わたしたちがみた当世美術館事情10 2015年度美術館調査」 報告会&フリーディスカッション

2016. 02/28 (日)

14:00

18:00

大阪府立江之子島文化芸術創造センター

いま、美術館・アートセンター、そして文化芸術のありよう(状況と理想)が大きく変容しています。この報告会は、その生々しい変化を、芸術大学の学生ならではの視点と手法でとらえ、社会に発信し、共有と議論の場を設けることを目的にしています。
京都造形芸術大学アートプロデュース学科では、2004年度より全国の美術館、アートセンター、公共ホール、オーケストラなどを対象に、活動の実態や課題をアンケート、街頭インタビューなどで調査。改善の提案をふくめて報告書『わたしたちがみた当世美術館事情』を作成してきました。
そこで浮かび上がってきたのは、日本における美術館および文化芸術をとりまく状況の厳しさと、奮闘する関係者の方々の姿でした。一方で、美術館や文化芸術の役割、理想とする在り方が変化していることもみえてきました。調査を通して学生たちが捉えた美術館・文化芸術は、もはや永遠不変の美の殿堂ではなく、私たち市民と一緒に考え、悩み、成長する「場」へと移行しているようです。
報告会前半では、学生からの調査報告を行い、後半ではゲストを招いてのフリーディスカッションを行います。たくさんの方からのご意見をいただき、共に成長する「場」になることを願っています。

(2015年度美術館調査担当教員 熊倉敬聡、山下里加)


日時:2016年2月28日(日)14時〜18時
会場:大阪府立江之子島文化芸術創造センター

ゲスト:
冨澤治子(熊本市現代美術館 主任学芸員)
調査を終えた学生の多くが推薦する熊本市現代美術館。活動内容の充実ぶりに加え、館の使命を自認しながら更新成長し続ける。その姿勢の原点を現場の学芸員からうかがう。

高坂玲子(大阪府立江之子島文化芸術創造センター 企画部門プログラムディレクター)
2012年開館の新しいアートセンター。様々な知恵と工夫をこらして大阪府にソーシャルなアートとデザインの種を蒔き続ける。ユニークな運営形態とともにその戦術を共有する。

若林朋子(プロジェクト・コーディネーター/プランナー)
公益社団法人企業メセナ協議会に勤務後、フリーランスに。文化芸術に関する調査と評価に造詣が深く、かつ現場の声に耳をすまし、本当の問題は何かをさぐりあてる。現状をふまえ、未来をともに語る。

共催:大阪府立江之子島文化芸術創造センター

問合せ先:
京都造形芸術大学アートプロデュース学科(075-791-9296)
大阪府立江之子島文化芸術創造センター(06-6441-8050)
費用 無料
定員 なし
申込方法 不要
主催 京都造形芸術大学アートプロデュース学科
お問合せ 075-791-9296
関連在学生 アートプロデュース学科
URL http://www.enokojima-art.jp/e/event/2016/01/31/2985
関連教員 熊倉敬聡(アートプロデュース学科 教授)、山下里加(同学科 准教授)
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