展示・イベント

2016.08.19

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京都造形芸術大学康耀堂美術館 2016夏のコレクション展

自然のぬくもり

2016. 07/15 (金)

2016. 09/09 (金)

10:00

17:00

最終入館/16:30  休館日/毎週月曜日(祝日の場合翌日)、第4火曜日

康耀堂美術館

長野県茅野市豊平4734-215 MAP
柔らかく注がれる木漏れ日、肌をなでる心地良い風、心を落ち着かせる雨音、あたたかく染まる夕焼け、生命の営みを見守る山、暗闇を照らし出す月明り...。 
昔に比べ自然と触れ合う機会が少なくなったとよく耳にしますが、ありふれた日常の中でも自然を感じることはできます。
本展では、当館コレクションの中から「自然のぬくもり」をテーマに、四季の情景を描いた日本画、洋画、ガラス工芸の優品を選りすぐりご紹介します。日本画は、雪に覆われた樹木と枝の間からのぞく里の風景を特徴的な青と白のコントラストで温かく描いた大島秀信(1928~2014)の《里の白い樹》や常に感謝の心を忘れず、生きとし生けるものに愛情を注いだ小倉遊亀(1895~2000)の《何も持たぬと》など24点。洋画は、まぶしいほど鮮やかな夕焼けに浮かび出された木々の影を繊細な筆致で描いた悳俊彦(1935~)の《欅と夕陽》や日本の大地や信州の自然をこよなく愛し描き続けた田村一男(1904~1997)の《たてしな山》など26点。ガラス工芸からは夏の情景を感じさせる作品を6点ご覧いただけます。蓼科の豊かな森に包まれた美術館で、身の回りにあふれている自然のやさしさに触れ、心温まるひと時をお楽しみください。

また、コレクション展に併せた特別展として八ヶ岳で活躍する木工作家、岩崎久子の作品から新作を含め約60点ご紹介します。

特別展 八ヶ岳山麓の作家シリーズ
『岩崎久子木工展』
【日 時】 2016年8月13日(土) 14:00~15:00
【会 場】 康耀堂美術館 展示室ほか
【料 金】 無料(一般は要入館券)中学生以下無料

岩崎久子(木工作家)
和歌山市出身。和歌山大学教育学部附属中学校在学中に中村善種氏の画塾に通う。
1975年、自由学園高等科を経て最高学部卒業。1975年から1979年、自由学園工芸研究所に勤務。1981年、スウェーデンのCAPELLAGoDEN(Carl Malmsten設立工芸学校)にてウッドワークサマーコースに参加。 1988年、岐阜県高山市にてJames Krenovのキャビネットメイキングワークショップに参加。2007年、大阪工芸展で大阪府知事賞を受賞。2008年、大阪工芸展で大阪工芸協会会長賞を受賞。2011年に大阪から長野県諏訪郡原村に工房を移転。同年、和歌山信愛中学校・高等学校の新学舎の家具をデザイン及び監修を担当。現在、木の個性や生命感を大切に、現代的な空間やアート作品と共存できる洗練した美を追求しながら素材選びからデザイン、制作、仕上げまでを一貫して手掛け、家具やオブジェなど幅広い制作活動を行っている。


■会期中のイベント
『岩崎久子さんと学芸員によるトークイベント』
【日 時】 2016年8月13日(土) 14:00~15:00
【会 場】 美術館 展示室Bロビー
【定 員】 15名
【料 金】 無料(一般は要入館券)


『木でしつらふアートな茶遊び(お茶会)』
【日 時】 2016年8月14日(日) 1日3回 ※11:00~、13:30~、15:00~
【会 場】 美術館中庭
【定 員】 各回8名 ※要事前申し込み
【料 金】 1.000円(入館料込み)


『サマーナイトコンサート -津軽三味線演奏会-』
【日 時】 8月27日(土) 18:30~
【会 場】 美術館中庭  ※雨天の場合場所の変更あり(展示室A)
              その場合、18:30~19:30の間、展示室Aは締め切り
             ※座席は先着順、入場制限あり     
【出演者】 橋本大輝(三味線奏者)
【参加料】 500円 ※夜間入館料込み


●費用 一般(高大生を含む)300円、中学生以下、本学学生は無料
●定員 なし
●申込方法 なし
●主催 京都造形芸術大学附属康耀堂美術館  協力/佐鳥電機株式会社
●お問い合わせ 
Tel/0266-71-6811 Fax/0266-71-6812 E-mail/info1@koyodo-museum.com
費用 一般300円(高大生含む)、中学生以下・本学学生無料
定員 -
申込方法 -
主催 京都造形芸術大学付属康耀堂美術館
お問合せ 0266-71-6811
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