本学卒業生で美術工芸学科客員教授の宮永愛子さんの個展『Strata: slumbering on the shore』が、7月3日（木）よりイギリス・リバプール中央図書館において開催されます。
本展覧会は、リバプール・ビエンナーレ2014（7月5日～10月26日）の開催に合わせて、ロンドンのギャラリーwhite-rainbowにより企画されたものです。

宮永さんは、ナフタリンや塩のように、温度や湿度、外気など、周りの環境で変化するはかなさを持つ材料を用いて移ろい行く世界を表現する作品で知られています。
『Strata: slumbering on the shore』でも、ナフタリンと樹脂で作られた「本」と「鍵」が重要なモチーフとなっています。

また今回の作品は、ULTRA PROJECTの1つとして、プロジェクトメンバーの学生13名と共に学内の共通工房ULTRA FACTORYで制作されました。