ここを逃してはならない。
修了展に賭けて、世界がひらけた。

芸術実践領域(旧美術工芸領域) Contemporary Art Practice

芸術実践領域
(旧美術工芸領域)
2016年度修了

ペインター 大久保 紗也

本学は、社会との接点がとても多い大学院。他の大学と比べても、こんなにチャンスにあふれた環境はない。社会に出て、あらためてそう思います。台北との交流展、HOP展、ARTZONEでのグループ展、SPURT展、修了展。短いスパンで次々と展示に追われ、常に負荷がかかっている2年間でした。外とのつながりを否が応でも感じる、緊張感のある毎日。印象に残っているのは、やはり修了展です。自分の作品が売れた。ギャラリーと契約を結んだ。そんな話を先輩から聞いていました。「ここを逃してはならない。出ていかなければ」。3つの作品を出展し、すべて売れた日から、世界が変わりました。作品を買っていただいたコレクターさんのはからいでNYに滞在して制作できる機会をいただき、そこで描いた作品がCAF賞の白石賞を受賞。東京での個展や、コミッションワークなど、いくつもの縁が広がっています。

大久保 紗也

美術工芸領域 2016年度修了

福岡県出身。京都に自身のアトリエを構え活動中。「NEWSPACE」WAITINGROOM(東京)、「Japan Young Artist Exhibition」ujung gallery(ソウル)、「第4回CAF賞入賞作品展」など、展示実績を重ねる。 2018年2月には、WAITINGROOMにて個展「a doubtful reply」を開催。

プロフィールはインタビュー時の経歴となります。

Works

芸術実践領域 CONTEMPORARY ART PRACTICE

アーティストとしての
確実なキャリアを
実現するため
の実践的プログラム

本領域では、世界で活躍できるアーティストやプロフェッショナルの輩出を目指しています。そのために、必要な専門的スキルを高めるとともに、自己の作品や立ち位置を客観的に見つめる視点や、作品を言語化し伝える力を実践的に養います。
選抜された、異なるメディアを扱うアーティストたちがひしめき合う国際的な環境で、違いを豊かさと捉え、多様な人々とつながりながら、新たな表現を生み出す力を育み、コミュニケーション能力とプレゼンテーション能力を育成します。

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