入学前とは、別の自分に。
すべての経験が、
ゲームの演出に生きている。

映像・メディアコンテンツ領域
(旧デザイン領域)
Image-Making and Media Content Research Field

映像・メディアコンテンツ領域(旧デザイン領域) 2014年度修了

ゲームデザイナー ヨルギウ・パノス

幼いころから、日本のアニメが大好きでした。自分でも絵を描くようになり、ロンドン芸術大学に進学。そこであらためて、技術では日本が世界一だと感じて、より憧れが強くなりました。大学院では、葛飾北斎のラインワークを取り入れたキャラクターをシンプルな墨絵の世界に置いた作品を制作。キャラクターを際立たせながらも浮き過ぎた存在にならないよう、モーションや背景との関係性についても研究を深めていきました。さらに、テレコム・アニメーションフィルムの方との出会いをきっかけにアニメ塾に参加。ライン1本の意味を考えるような課題を1年間で40個クリアし、ラインワークが格段にレベルアップしました。学内でも様々なアーティストと交流し、発想を自由にしてもらいました。入学前とは、別の人間になった。そんな風に感じます。2年間のすべてが、今の仕事であるゲームの演出に生きています。

ヨルギウ・パノス

デザイン領域 2014年度修了

キプロス出身。幼少期から日本のアニメやゲームにふれて育つ。ロンドン芸術大学を卒業後、文部科学省の試験に合格、奨学生として来日。修了後はゲーム制作会社の演出プランナーとして、「キングダムハーツシリーズ」などの制作に携わっている。

プロフィールはインタビュー時の経歴となります。

Works

映像・メディアコンテンツ領域 IMAGE-MAKING AND MEDIA CONTENT
RESEARCH FIELD

映像文化の本質をつかみ、
アートからポップカルチャーまで「映像・メディアコンテンツ」の可能性を開く

メディア技術の発達とSNSの普及そしてAIの登場により、だれもが映像・メディアコンテンツを日常的に〈みる〉〈つくる〉ようになりました。こうした時代だからこそ、映像メディアの本質について深く考えることが求められます。本領域では、社会のニーズに応えるだけでなく主体的に考え新時代を築くクリエイターとなるための思考と技術を錬磨し、世界を動かす表現者になってもらいます。

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