

探究ワークショッププログラム

探究ワークショップ
プログラムとは
学科担当教員が丁寧に指導しながら各分野の学びをベースに探究学習に取り組みます。このプログラムでは「総合型選抜 探究プロセス型」の指定提出物である探究学習ワークシートの作成も行いますので、早期に受験準備が可能です。
日時
7/20(日) 27(日)
- 学科によって日程が異なります。ご注意ください。
- 本プログラムではより多くの方にご参加いただくため、参加学科は1名につき、1学科に限らせていただいております。複数学科へのご参加はできません。
10:00-15:00
- 9:30から受付開始
- 定員制
今年度受験生対象
- 高校1,2年生・留学生は受講不可
ワークショップ
内容
- 持参物
- 服装・注意事項
【全授業共通】
- 水分補給のため飲み物持参
- 動きやすい服装(制服でなくてもOK)
当日は受付後、各教室へ移動するため時間に余裕をもってお越しください
ねらい
舞台芸術のあり方を知り、舞台芸術の概念や特性、技能・技術等と関連付けられるコトや仕事を考えていくことで、舞台芸術の諸相が社会でどのように還元または応用できるのか探究していく。

内容・当日の流れ
- 講義:舞台芸術にはどんなものがあるのか、様々な舞台芸術のジャンルを学ぶ。
- 舞台芸術の特性とは何か、どんな技能・技術があるのかを学び、社会の様々なコト、モノ、仕事、例えば「結婚式」などと舞台芸術との関連性や類似性を探究していく。
- 自分の関心を掘り下げ、ワークシートを作成する。
- 大質問大会-ワークシートを書いてみて浮上した皆の疑問を皆で考えてみる。
- リサーチ用パソコン
(スマートフォンでも可)
ねらい
社会の課題解決をするソーシャルデザインの役割や現在を知りながら、これからの社会に何が必要かを探究します。地域をよくしていくために、何をすればよいと言えるでしょうか。歴史や現在をリサーチしながら、自然環境や文化、多様性なども複合的に捉えて、テーマ発見から課題解決の構想を探究します。

内容・当日の流れ
- ソーシャルデザイン概論(社会をよりよく変えていくために、地域、環境、多様性などをテーマに講義。)
- 地域のリサーチ法を知る概論。それを活かして自分の地域の関心あることから課題と魅力をリサーチします。
- 自然環境など複合的にリサーチ。それをWSとしてみなで共有します。
- どうすれば、地域がよりよくなるかを考え、テーマ発見から事例研究をして自分なりの解決構想を探究します。
- 筆記用具、携帯電話・スマートフォン(リサーチ用)
ねらい
環境について考えるということは、自分の居場所について知ることが大事となる。居心地の良さそうな場所を自ら「発見」し、なぜそこが気持ちが良く、良い場所と思うのか。その「場所」の特徴と、座れるものの「形や素材、環境」の「観察」を行い、さらに良くするための「共有/提案」を期待する課題である。

内容・当日の流れ
まちを歩き、居心地の良さそうな場所を発見し、自分の感覚を通してその場所の環境について考えるワークショップです。「座ること」から環境デザインの分野について学び、実際に外へ出て場所を探し、座って観察・記録をしてみます。感じたことや観察した記録を通した発見から分析をおこない、ワークシートにまとめながら「居心地の良い場所」について探究します。
- カメラ(スマートフォンで良い)、筆記用具
ねらい
人類の長い歴史で、文字や絵画をはじめ「伝える」ための様々な方法が生み出されてきた。本プログラムでは美術工芸学科7コースの多様な切り口—言葉、絵、写真、その他色々な手法—から「伝える」という営みを考える。「伝える」ための視点・方法の幅広さや奥行きを体感する中で、自分自身の関心や探究心をあきらかにする。

内容・当日の流れ
本プログラムでは、美術工芸学科7コースの多様な表現手法(言葉・絵・写真など)を通じて、「伝える」ことの意味と方法を考えます。氷の入ったグラスをモチーフにした基礎ワークで手法を体験し、未来に残したいものをテーマに探究を深め、ワークシートを完成させます。体験を通じて、表現の幅広さや奥行きを感じながら、自分自身の関心や探究心を見つけ出すことを目指します。
- 筆記用具
ねらい
映画に入っているのは「お話」です。「お話」の多くが「主人公が願いを手に入れるか、入れられないか」を描きます。主人公のまわりには「社会」があって、その「社会」には様々な「問題」があります。主人公は「問題ある社会」とぶつかって「願いや祈り」を胸に持つのです。
そんな映画の仕組みを知って、じぶんが探究したいテーマを見つけましょう。

内容・当日の流れ
- 『社会のなかの祈り』映画における「祈りを叶えようとする主人公の闘い」は社会の問題とつながっている。
- 『ぬるい社会の中で何を願うか?』現代映画を事例に若者たちの願いを考える。
- プロの俳優による芝居体験を通じて、人が求めていることや人に応える喜びを知る。
- ワークシートを通じて映画の仕組みを学びながら、自身の生活から社会課題を考える。
- 自分自身の気になること、本当にほしいものとは、振り返ってみる。
- 筆記用具
ねらい
あなたはどんな本屋さんが好きですか? カフェが併設されていたり、コンセプトに沿った品ぞろえがされていたりする、個性的な本屋さんが増えつつあります。そんな本屋さんの魅力がどこにあるのかを調べて、本と本屋を大切に思う人たちとともに、どんな本屋が未来に求められるのか、理想のかたちを探っていきます。

内容・当日の流れ
- 「わたしの推しの本屋さん」の魅力を探る。
- 全国的に本屋さんの数が減りつつある理由を調べて、そのなかで本屋さんのもつ役割について考える。
- さまざまな人の推しの本屋さんについて調べて、それらを盛りあげるためのキャッチコピーをつくる。
- 「こんな本屋さんがあれば行ってみたい」と思えるような理想的な本屋さんを思い描き、それを盛りあげるためのキャッチコピーをつくる。
- 筆記用具、スマートフォン
ねらい
自分の中にある「こども心」を見つけていくことが、こどもや社会の未来をつくる「かもしれない」に気づく。こどもの頃の何気ない行為や気持ちにこそ大切な意味や価値があり、人や社会の幸せな在り方を届けられると知る。

内容・当日の流れ
- こどもとあそび
名前はつかないけれど楽しいあそびを体験しながらこども心を感じる。 - こども芸術とは?
豊かな教育と未来をつくり出す、こども芸術について知る。 - こども心ってなんだろう?
自分のこども心指数をはかることで、こども心を再発見する。 - こども心から社会のhappyをつくる
自分の身近なところでこども心があったらいいと思うところ(人、場所、もの)を考える。
- 筆記用具
ねらい
このプログラムでは、プロダクトデザイン学科2コースの学びと社会とのつながりを、実際の事例を通して感じてもらいます。普段何気なく見ている自分の身の回りのモノやコト、場所や課題に着目して、新しいアイデアを考えるきっかけを作り、人や社会を幸せにする未来のデザイナーとしての実践の一歩を踏み出してください。

内容・当日の流れ
前半2コマで、デザインが社会に果たす役割やプロダクトデザインの基礎知識を学びます。これまでの世の中が求めてきた価値観を知り、「プロダクト」や「デザイン」がどのように暮らしを変えてきたかをインプットします。
後半2コマでは、自分の暮らしや今の社会環境を観察し、気になることや課題を探ります。その過程で、オリジナルの探究テーマを設定し、最後にワークシートを完成させ、自身の実践への道筋を明らかにします。
- メモ用具一式、スマートフォン
ねらい
参加者が主体的に関心を持てるよう「自分のまちのお土産」をテーマに設定。地域において育まれてきた文化や産業を背景に生まれた「地場産品」に着目します。その成り立ちや意味を分析することで、地域の価値を再発見するとともに、産業に関わる将来像を構想するプロセスを通して、探究力と創造力を高めることがねらいです。

内容・当日の流れ
- 情報デザインの基礎と役割
情報デザインの重要性と社会での役割を学び、社会課題への応用例を紹介。 - デザイン思考の基礎
共感・発想のプロセスを学び、多様なアイデアの発想法を体験。 - テーマ設定と課題整理
自身の探究対象を設定。事実や仮説、問題や課題を整理しワークシートにまとめ、WSで共有。 - ワークシート完成と発表
完成したワークシートで発表。フィードバックを通じて改善点を探る。
- 筆記用具
ねらい
身近な風景への観察力を養い、違和感や謎から創造的な問いを立てる力を育みます。また、独自の仮説と明確な根拠をもとに新たな価値や物語を構築するプロセスを通して、想像力と論理的思考力の両方を高めていきます。

内容・当日の流れ
- 対話型鑑賞による観察の練習
細部の観察だけでなく歴史的背景までも読み解いていきます。 - 周囲の町を散策し、そこからインスピレーションを得て新たな妖怪キャラクターを創作。
- 探究学習ワークシートに取り組み、問い・仮説・根拠によって創造の背景を明確にし、自由にアウトプットします。(絵でも文章でも得意な表現方法で可)
- 自身の気づきや学びの振り返り
- 筆記用具
総合型選抜
探究プロセス型とは?
アート・デザイン未経験でもOK!
重要なのは成果物だけではなく、取り組む過程や学びのプロセスです。「興味はあるけど、経験がない」と感じている方も、あなたの探究心や意欲をしっかり評価します。指定提出物【探究ワークシート・動画(5分以内)】の提出のみで受験ができるため、早期に受験準備をすることが可能です。
なお、体験授業型との同時エントリーや他大学との併願も可能です。
指定提出物について
探究学習ワークシート
各学科それぞれの様式をダウンロードして記入します。探究ワークショッププログラムでは、学科担当教員が丁寧に指導しながら、各学科の学びを通じてワークシートの作成を行います。
動画(5分以内)
ワークシートの説明ならびに志望理由をまとめた5分以内の動画です。編集は禁止ですので、難しく考えず、ご自身のスマホなどで撮影をして提出していただきます。提出動画制作のためのオンライン講座も実施予定です。
入試・指定提出物の詳細はこちら
アクセス

こちら
京都・瓜生山キャンパス
〒606-8271 京都市左京区北白川瓜生山2-116
アドミッション・オフィス
大阪方面から

三ノ宮(神戸)方面から

市バスのご案内
阪急京都河原町駅より
○市バス5系統/銀閣寺・岩倉行
「上終町・瓜生山学園 京都芸術大学前」→下車すぐ(約30分)
○市バス3系統/上終町・瓜生山学園 京都芸術大学前行
「上終町・瓜生山学園 京都芸術大学前」→下車すぐ(約30分)
京阪出町柳駅より
○市バス3系統/上終町・瓜生山学園 京都芸術大学前行
「上終町・瓜生山学園 京都芸術大学前」→下車すぐ(約15分)
○叡山電車(京阪出町柳駅乗りかえ)
「茶山・京都芸術大学駅」より徒歩約10分
地下鉄北大路駅(北大路バスターミナル)より
○市バス204系統循環/高野・銀閣寺行(東廻り)
「上終町・瓜生山学園 京都芸術大学前」→下車すぐ(約15分)
- 地下鉄北大路駅へはJR京都駅より約15分
- 所要時間はあくまで参考としての標準時間です。天候や交通事情により変わりますのでご注意ください。
- 大学内には駐車場はありません。大学周辺の民営駐車場も数に限りがあります。(お車やバイクでのご来場はお控えください。)
- 本学の最寄りのバス停は「上終町・瓜生山学園 京都芸術大学前」です。