受講生のみなさま、こんにちは。
本科目では、狭義の「美術」に限らず、デザインや工芸なども含めて、いまどのような制作活動が行われているのか、またそれをどう評価できるのかを考えるための科目です。
今日、各地で実に興味深いさまざまな活動、実験が生まれています。教材はそうした実践例のなかから月々に参考となるものをピックアップして取材しています。しかし、取り上げた活動はそれぞれに重要なものですが、研究する上では、それをただ絶対的に肯定する必要はありません。むしろ、自分の目で冷静に何がどうしたら可能になったのか、またどういった課題を持っているのかを反省してみてください。