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陶芸コース 桐 優香

壺中之天

44cm×44cm×36cm【他】
赤土、唐津赤土/土灰釉、化粧土、マンガン結晶釉/酸化、還元/手びねり


「壺中之天」という故人の言葉がある。後漢書方術伝、費長房の故事からきたもので、壺の中に別世界があることを意味している。安定した静謐なフォルムの壺の中を覗けば、暗闇である。それは無限に広がる小宇宙のようである。
 縄文時代から現代にかけて、用途を変えながらつくられ続ける様々な壺。壺のかたちは、底径、胴回りの幅、高さ、そして口径で決まる。今回製作したふたつの壺は、その「かたち」に注目し、佇まいや揺らぎ、置かれる空間との関係性を意識しながら、自分が思う小宇宙を表現した。

桐 優香

陶芸コース

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