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「見る」

洋画コース 笠原 綾夏

130.3 × 162cm
キャンバス/アクリル

〇〇「⬜︎⬜︎⬜︎⬜︎⬜︎、⬜︎⬜︎⬜︎。」
△△「⬜︎⬜︎…!⬜︎⬜︎⬜︎⬜︎⬜︎…!?」

彼らには何に見えているのだ? 私は必死になって辺りを見る。 何度も何度も。





炎。物体を傷つけてしまうほどの火力を持ち合わせながら、何処か煌びやかで美しく生命力を感じさせる。小さな火種は幾度となく自分よりも大きな雨や風に晒される。しかし、そこに秘めている力は底知れず、やがて大きな燃え上がる爆炎に変化し大地を飲み込んでいく。それでも、エネルギーを失ったり、更に大きな存在が出て来て仕舞えば消えてしまう。力強いのに、何処か儚い。危険なのに何処か美しい。

 物事というのは複雑だ。多面的で、底知れないほどの奥深さがある。一筋縄では理解できない。人によって見え方も捉え方も変わる。だからこそそんな旨味を味わいたくて、つい夢中になって見入ってしまう。

「キック」
130.3 × 162.0cm
キャンバス/アクリル

笠原 綾夏

洋画コース

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