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宝塚千種グリーンネックレス構想

歩きたくなる、千種の美しい道、1.8㎞

ランドスケープデザインコース 岡田 真季

いつもの朝の散歩が、とっておきの時間になる。 坂道と緑の多い住宅地・宝塚市千種で、「もし、こんな風景があったら」という暮らしの願いを形にしました。

提案するのは、エリアをぐるりと巡る1.8kmの「グリーンネックレス」。 ゴルフ場の一部を春限定で開放し、点在する緑のスポットをネックレスのように繋ぐことで、エリア全体を巡れる「緑の回廊」としてデザインしました。

木漏れ日の道を抜け、週末はマルシェで季節の実りに触れる。 かつては負担だった緑が、住む人の願いを叶え、豊かな日常を彩る「宝物」に変わる。そんな幸せな風景を描いたランドスケープの提案です。

計画の背景と課題

運営のデザイン要素 ・Chigusa Green Necklace02 地域にひらく千種桜並木 

Chigusa Green Necklace03 クロスコミュニティを実現する市民農園・Chigusa Green Necklace04 坂道から眼下に広がる眺望

Chigusa Green Necklace05 駅前公園で週末マルシェ

Chigusa Green Necklace01 学校の坂道で森林浴・空間のデザイン要素・グリーンネックレスの歩き方

パネル全体

エリア05 公園全体 模型(S=1:150)

エリア05 ディテール:芝生階段 模型(S=1:150)

エリア05 ディテール:駅前広場 模型(S=1:150)

エリア05 ディテール:駅側からみた広場 模型(S=1:150)

岡田 真季

ランドスケープデザインコース

初めまして、岡田真季です。

幼い頃の宝塚市千種は、山鳩の「ブーポッポー」という鳴き声で目覚める、自然が残る住宅地でした。ゴルフ場には高いフェンスの代わりに見上げるほど大きなミモザの木が生え、近所のお庭や野原で見かける植物を図鑑と照らし合わせて歩く散歩が私の日常でした。

花の仲卸を運営する中、コロナ禍で毎日花を捨てる日々が続き、自分の仕事の意義を信じられなくなりました。祈るような気持ちで自宅前に花や苗を並べると、ご近所の方々がとても喜んでくれたのです。「やはり植物は人を笑顔にする」。約5年続いた花マルシェでの経験が、私の大きな救いとなりました。

現在はグリーンを扱う仕事をしています。これまでの人生で植物にもらった救いや喜びを、ランドスケープデザインを通じて社会に役立てていきたい。そんな願いを込めて、今回の作品を制作しました。

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