帳(とばり)
―鎖・撚り・網代・文字―
染織コース 平 陽子
学科賞
サイズ:タテ200cm×ヨコ190cm×奥行き3cm
素材:麻(ラミー)
染料:スレン染料、反応染料
技法:絣・平織
「帳(とばり)」とは、室内や外部との境などに垂らして空間を区切る布のことです。布による仕切りは、壁や建具ほどしっかりと空間を遮らず、仕切られた向こう側の気配を伝える良さがあります。
これまで行ってきた染織の作業工程を通して、現在の自分が作品作りできているのは、人類が生み出し伝承してきた技術があるからということに気づかされました。先人達への感謝の気持ちを込めて、人類が生みだてきたモノを4枚の帳それぞれのモチーフに選び、絣の技法で表現しました。
店先の暖簾や舞台の幕などを見ると、その先に何があるのかを期待して、ワクワクする気持ちになります。帳を吊るすことによって、その空間が楽しく彩られることを目指しました。
平 陽子
染織コース
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