Project : Ariadne's Thread
わたしの姿が見えず、声も届かないあなたへ
グラフィックデザインコース 中川 俊弘 (Toshihiro.hgm.Nakagawa.)
平面
インスタレーション?
web-application
などなど
“Project:Ariadne’s Thread”
作品名称は、ギリシア神話より。ダイダロスの迷宮最深部でミノタウロスを討伐した英雄テーセウスが迷宮を脱出するための手引きとなったアリアドネの糸玉の故事に因る。現代用語的には、「困難な状況を突破する契機」として使われるが、ここでは文字通りに「漆黒と静寂の世界に住まうことを強いられた人々と隔てられた世界に在る私達の心が繋がる手引きとなる糸」となる事を祈願して採用した。制作物にある差し色の赤い線は「糸」であり、彼此の世界を繋げる意志を表す。
視聴覚に複合的なハンディキャップを持つ方々とその生活をサポートする方々とのコミュニケーションをより円滑に、加えて有事の際には特別な技能を持たない方々でも最低限のコミュニケーションを可能にするためにスマホ1台で多くを賄えるような手法とツール、言うなれば「肌で聴く声」を開発~実用化することを目的とした「現段階では」架空のプロジェクト。グラフィックの部分に於いては、賛同者、技術的または経済的協力者を広く募るための視覚的訴求を目的とする。
「社会問題の解決」のみならず、今日まで私が抱いていた漠然とした考え、思いや疑念に対して本学の就学中に重ねてきた課題や対話、そして日頃の生業や社会状況の変化を通じて精査・考察し導き出された答えの一部を卒業制作という機会に臨み視覚的・言語的・行動的に具現化しようとする試み。
はじめに。視聴覚に複合的なハンデを持つ方々を周辺で支援する方々。有事に際しては、ハンデを負う被災者に直接対応を余儀なくされる自治体の職員や一般の方々へ。間接的には、昨年開催されたSYNC25に象徴されるような包括型社会の成立を推進される方々など。またはアイデア実現に向けた、技術的、経済的な潜在協力者へ。
ふたつに。クリエイティブに関するアワードやコンペティションに臨んで、「審査員受け・一般受け」が良さそうなテーマと「共感を呼びやすい」モチーフだけを安易に選択し利己的に扱おうとする、志の低そうなクリエーター達に向けた問い。
みっつに。人に問えるほど己は高潔なのか?なぜ、ここで表現を学ぶのか?何を以て世の中と対峙しようとするのか?これ(卒業制作)を終えた後、何処に向かおうとするのか?デザイン?グラフィック?ビジュアル?コピー?全ては、自分に対しての問いであり、現在地の確認である。
「漆黒と静寂の迷宮」 課題の想起…
仮想体験ブース:「小迷宮(仮)」(W900xD900xH1800mm) / 感覚的共有 ブース内掲示パネル「糸を紡ぐ意志」 / 課題の提起
キービジュアル 新聞広告原稿として二種 「つながれ、糸よ」 / 「Connect.」 汎世界的な課題であること
製品・サービス開発へのアプローチについて 全てを在るモノで賄うこと。安価で、簡便で、安定的で、信頼性が高いものであること。
web-application 「Ariadne’s Thread」α版 動作画面 QRコードよりお試しいただけます。振動機能は、androidスマホのみ動作します。
代替電鍵としてのマウス UIデザインの部分においては、ほとんど整備・検証ができておらず、今後の大きな課題であると考えています。
The Concept Proposal of this Project 極々簡単な…企図の説明書…
web-application Ariadne’sThread α版 マウス入力による動作動画
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