Ame Futta PROJECT
雨と豊かに共生していくための提案
空間演出デザインコース 濱田 歩望
Ame Futta PROJECT
雨と豊かに共生していくための提案
あなたは雨が好きですか?嫌いですか?私は雨が嫌いです。
幼い頃、遊園地に行こうと家族と隣の県まで車を走らせていると、だんだんと空が灰色に染まり、雨に降られて思うように遊園地を楽しむことができませんでした。
その時から、『雨は憂鬱なもの』という認識が強くあり、雨が降る日は、どんよりした空気に憂鬱な気持ちになります。
そんな日々を少しでも好きになりたいと思い、研究テーマとして『雨と豊かに共生していくための提案』を行いました。
現状を改善するために、Ame Futta RPOJECT では、雨の日の過ごし方の選択肢を増やし、雨が降るのが待ち遠しくなるような、雨の日を楽しむためのお出かけグッズを提案します。
このプロジェクトによって、雨に対してマイナスなイメージを持っている人が雨を受け入れ、雨との暮らしが豊かなものになることを期待します。
雨が降ると人々はどのような行動をとるのかアンケート調査を行いました。すると、雨に対して嫌いな気持ちを抱えている人が多く、雨が降ると屋内で過ごし、身を守る行動をとる傾向にあることがわかりました。
日本は、1年間で約120日もの雨が降り、世界平均の2倍以上の雨が降ることがわかりました。結果から、日本で暮らす人々は、3日に1日の頻度で、雨によって憂鬱な気持ちになる人が存在することが判明しました。
・あめの日お出かけビンゴ 雨が降る中で、絵に当てはまるものを探して街中を散策するビンゴ。 このビンゴを通じて、晴れの日とは違う、街の新しい表情を見つけるきっかけになればと思います。
・雨の言葉カード 雨から生まれた文化や言葉など、雨に関する知識を増やすことができる、『雨の言葉カード』。 しかしカードの一部は真っ白な状態になっています。 雨に濡らして観察してみると…??
・雨の観察日記 雨音や匂い、降り方の強さやpH値について、日々の雨の記録ができる日記。 この日記を使うことで、雨が降った日の思い出を風景と共に思い出し、雨により関心を持つようになることを期待します。
・雨ふれふれキーホルダー 雨を願う時にバッグなどにつけるキーホルダー。 思いっきり雨に濡れたい時、雨によって静かな街の雰囲気を味わいたい時、それぞれの気持ちに合わせて使い分けることができます。
・足跡サンダル(真ん中) 水を得て泳ぎ出した魚が足跡に現れるサンダル。 ・かさふで(左)、足跡スタンプ(右) 傘の先端に装着し、雨に濡らすことで、乾いた地面がキャンパスとなり、絵を描けます。
・空の生き物ステッカー ビニール傘にステッカーを貼り、生き物のシルエットに合う雲の形を探して遊びます。 いつもと変わらない俯きがちな日々が、空を見上げて景色を探索する時間へと生まれ変わらせます。
・かさbag 1つの傘を解体し、その生地から作ったバッグ。 骨組みが折れて使わなくなったお気に入りの傘を長く利用することができ、雨の日のお出かけをちょっと楽しい時間に生まれ変わらせます。
濱田 歩望
空間演出デザインコース
高校生の頃、雑誌でカフェや住宅の内装や家具を見ることが好きで、そこから生活空間のデザインを学びたいと思い、京都芸術大学へ。
今まで空間にしか興味がなかったのですが、大学で学ぶ中で、暮らしの中で身近にある”モノ”のデザインにも様々な想いや意図が詰まっていることを知り、興味を持つようになりました。
趣味は美味しいご飯を食べることと音楽を聴くことです!
休日は美味しいものを求めて、色々なお店にお出かけしています。また現代アートが好きで、展示会がある際には、美術館などに足を運んでいます。
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