洋画コース 根本 温子
秋冷
130.3×162.0cm キャンバス、油彩
秋風の冷たい植物園の片隅で、それは薄い赤茶けた葉を横たえていた。カサカサと音を立てそうな、まだかすかに緑を残している葉の先は、濃い紫とも茶色ともいえず、ねじれた葉と葉の先が微妙なリズムを奏でている。見過ごされてしまいそうなその姿に、何故か心を惹かれた。朽ち果てていく命の中にも、美しい色や形がある。
根本 温子
洋画コース
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