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落ち鮎の群れと湧水 ―柿田川晩秋の風物詩―

美術科 - 日本画コース

岸田 智

112.1×162.1cm
紙本 / 岩絵具・水干絵具・墨
晩秋から初冬にかけ、狩野川上流の水温が低下すると、鮎が一斉に川を下りだす。柿田川
との合流点にさしかかると大半が柿田川へ入り遡上を開始する。産卵のための落ち鮎で、
数十万尾の群れが川を上り、砂礫上の各所で音を立て産卵する様は圧巻である。その産
卵直前の落ち鮎が砂礫地の湧き間で群れる様子と井戸跡からの湧水が流れ出る様です。

  • 京都芸術大学 通信教育部