情報デザインコース 池田 雅佳
知ってほしい…発達障害のこと…LD等通級指導教室のこと ー2冊の児童書『つうきゅうのつっちゃん』『つうきゅうのたけちゃん』の紹介ー
児童書 / 2点 四六判 『つうきゅうのつっちゃん』114ページ 『つうきゅうのたけちゃん』122ページ 上製本 無線綴じ 『つうきゅうのつっちゃん』水彩絵の具仕上げ 『つうきゅうのたけちゃん』色鉛筆仕上げ
小・中学校の現場は、さまざまな問題が山積みされています。その中の1つが、発達障害をもった子どもたちへの支援です。
発達障害をもっているために、対人コミュニケーションに難があったり、学習の習得が難しかったりする子どもがいます。こうした発達障害をもつ子どもたちが、学習上または生活上の困難を改善・克服するために、特別な指導を受ける場が、LD等通級指導教室です。
そこで、わたしは、多くの子どもたちに発達障害のことを分かってもらうために、発達障害の子どもを主人公にして、LD等通級指導教室を舞台にした児童書を制作しようと考えました。
『つうきゅうのつっちゃん』
主人公のつっちゃんは、書き障害をもっているために、1年生の頃から勉強に対して苦手意識をもってしまいます。その上、ちょっとしたことで友だちとけんかをしてしまい、学校に行きたくなくなってしまいます。そんな時に出会ったのが、LD等通級指導教室である「青空通級教室」の雪村先生と同じ悩みをもって通級している子どもたちでした。
『つうきゅうのつっちゃん』は、字を書くトレーニングと同じ悩みをもつ子どもたちとのグループ活動を通して、つっちゃんが少しずつ元気を取り戻していくというお話です。
『つうきゅうのたけちゃん』
主人公のたけちゃんは、字をうまく読むことができない読字障害をもっています。テストでは、問題を読み取ることができず、良い点数をとることができません。また、国語の時間には、一人読みがうまくできず、一層自信を無くしてしまいます。そんな中で「青空通級教室」に通うようになり、丸山先生による本読みのトレーニングを受けるようになります。
『つうきゅうのたけちゃん』は、たけちゃんがお母さんや友だちに励まされながら、本を読むことができる経験を少しずつ積み重ねていくというお話です。
池田 雅佳
情報デザインコース
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