写真コース 吉山 太朗
デジタル/インクジェットプリント
意図せぬファサード
我々が街を視る時、建物のファサードが重要な要素となる。建物オーナーや設計者は、周到に検討し、建物がどう見えるのか、すなわちファサードを決定する。しかし、どれほど設計技術やシミュレーション能力が向上しても、出来上がった建物は必ずしも意図した通りのファサードとなる訳ではない。例えば「映り込み」や「露出」で、後で建った隣接建物がどう写りこむかはシミュレーション不能であるし、予定外に隣接建物が解体され見えないはずのファサードが露出する場合もある。 それらの「意図せぬファサード」は決してネガティブなものだけではなく、面白さや不思議さ、美しさを持っている。街は「意図せぬファサード」でも構成されている。
吉山 太朗
写真コース
このコースのその他作品