日本画コース 中隈 恵子
おごそかな願い
162.0×97.0cm
紙本/岩絵具, 水干絵具, 墨, 膠
春の終わり、たわわに実をつけた枇杷の木は、朝日をはね返すように空に枝を伸ばす。そして風のある日、過去にこだわらぬとでも言うように古葉をバッサリと落としてしまう。一本に見えるこの木は三本の木からなり、まるで三尊仏のようである。そして、そこに集まる小さな者たちに枝を差し出し、しばしの休息を促す。まるで命を慈しむように。
中隈 恵子
日本画コース
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