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洋画コース 折原 恭子

「Nocturne Ⅱ」
130.3 × 162.0cm
キャンバス/油彩


蘭は、草木の四君子として知られ、白は清浄、穢れがない。茶室を例にとると、路地を通り、小間といわれる四畳半の躙り口から、身を屈めて入る。その時、視線の先に飛び込んでくるのが、床柱に掛けられた花である。仄暗い場に僅かな光が射し、白い花が目に入る。その瞬間、招客はここが穢れのない場であると知る。膨らみ始めた蕾は、俗世の塵芥を知らない。ある時までみられる少女の透明感は、壊れてゆく儚さを内包する。少女の無垢、穢れなさの面影を白い花に重ねる。

「Nocturne Ⅰ」
130.3 × 162.0cm
キャンバス/油彩

折原 恭子

洋画コース

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