映画製作コース

Film Production Course

集団で行う映画製作から、社会との関わりを学ぶ。

 映画は「言語」であると私たちは考えます。新しい外国語を学ぶように皆さんは映画を学ぶことができます。新しい言葉はあなたに、表現の大きな広がりを与えてくれるでしょう。でも映画は「頭」だけでつくることはできず「身体」も動かさなければなりません。しかもひとりだけでつくることはほぼ不可能なのです。集団での「ものづくり」を通じて、社会に出て生きていく時に最も大切な「周りの人々への想像力=コミュニケーション力」や「発信力」をはじめ、総合的な「人間力」を身につけることができます。映画学科は、映画・映像のプロを育て、同時に、広く社会に関わることのできる人材を輩出します。

学べる分野

映画製作コースで学べる分野

プロの監督の隣で映画製作を学べる

学科プロジェクト「北白川派映画」の製作や、劇場公開作の現場に、インターンシップとして製作などで参加したり、オーディションを経て出演を果たしたり、学生がプロの監督の隣で学べる場面がたくさんあります。

映画製作コースで学べる分野

本格スタジオでの実践

学科でスタジオを完備しています。1年生次より授業で映画製作に取り組み実践的な学びを経験しますが、自主製作を含め、多くの撮影や講演がこのスタジオで行われており、年間数十本の学生作品が生まれます。

映画製作コースで学べる分野

集団製作で学び、人間力を上げる

映画づくりとは集団製作です。キャストやスタッフと共に長い時間をかけてひとつの作品をつくりあげていくことで身につく力は、社会に出た時にあらゆる場面で役に立つ、協働する力、コミュニケーション力となります。

NEWS&TOPICS

『正しく生きる』特別上映!

「北白川派プロジェクト」の福岡芳穂監督作品『正しく生きる』が2015年12月に北九州の小倉昭和館にて特別上映されました。九州出身の福岡監督と現学科長・青山真治監督との対談も開催。学生スタッフは、上映会の準備や当日の進行などを行いました。

高橋伴明監督『赤い玉、』撮影に参加

前学科長・高橋伴明監督の映画『赤い玉、』が大学周辺を舞台に撮影され、スタッフ・俳優として学生が多数参加。プロの現場が初めての学生も多く、怒られることもありましたが、撮影終了後、主演の奥田瑛二さんから学生たちの成長ぶりを褒めて頂きました。

島根県海士町でのプロジェクトに参加

島根県海士町の空き家を改修し活性化を促進するプロジェクトに環境デザイン学科、空間デザイン学科と共に参加。実際に建物を改修し、卒制作品の撮影も行われました。

学生がドラマの脚本を担当

人気グルメ漫画『ワカコ酒』がテレビドラマ化された際に、4年生の和田昂士さんが、第8夜「自宅酒」のシナリオを担当。2015年1月に放送されました。

カリキュラム

1
年生

「観る」「作る」を学び、自身の専門領域を選択する

映画論や映画史などの基礎を学ぶと共に、全員で模擬撮影を行います。撮影を通して、脚本、監督、制作、撮影、照明、美術、録音、編集などの領域に触れ、授業を自由に選択し、基本に触れることからはじめます。

PICK UP! 授業

映画概論

映画とは1秒に24枚の静止画の連続から成り立っています。映画とは光の残像(記録)です。映画について様々な切り口から考えると共に、表現することの面白さを学びます。

映画基礎Ⅸ

基礎を教える前に、まずはいきなり脚本をつくることから撮影まで、1本の映画を撮影します。そこで感じる、映画づくりの面白さと難しさ。その両方を体験することが大切なのです。

2
年生

映画を「観せる」こと、「研究する」を探求する

領域の専門授業として、プロデュースや配給宣伝、批評研究などを学び、より知識を深め、視野を広げていきます。また、ゼミでは短編映画の集団製作に取り組み、各自が習得した技能を発揮し、さらに深めていきます。

PICK UP! 授業

映画技術Ⅴ・Ⅵ

映画美術の領域に特化した内容で様々な技術を習得することができます。スタジオでのセットの建て込みや小道具の作成、衣装やヘアメイクなどを幅広く学ぶことができます。

映画演出・プロデュースⅨ

映画をつくるだけでなく、どう観せるかを考える授業です。映画館での上映から配信や新しいかたちの想像まで、様々な形態について考え、これからの映画の発信のあり方を考えます。

3
年生

各自の専門性をさらに高め、集団製作や論文に取り組む

「作る」「観せる」「研究する」といった各自の志向に合わせ、中編映画の集団製作や批評研究論文の執筆を行います。また、インターンシップなどで映画製作の現場の経験を積み、将来を見据えた実践的経験を積みます。

PICK UP! 授業

映画技術Ⅷ

16ミリフィルムで撮影を行う技術を習得。また、その特性を活かした映画の表現を学びます。デジタル時代の今だからこそ、フィルムでの撮影について知る必要があります。

中編制作Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ

これまで学んだ専門的知識と技術をもとに、チームごとに30~40分の映画を製作する授業です。1年間かけて企画からセット制作、撮影・編集まですべてを手掛け、発表します。

4
年生

映画作品や論文を発表し、映画を通して社会の即戦力へ

卒業制作では長編映画を製作、スタッフとして関わってつくりあげます。あるいは、研究論文を執筆する学生もいます。映画の世界でも、映画以外の世界でも、即戦力として活躍できる力を養う機会となるでしょう。

PICK UP! 授業

卒業制作

企画競合を勝ち抜いた複数の企画をもとに、長編映画を集団で製作し、発表します。探求してきた技術や知識を総動員する機会です。また、論文や長編シナリオを執筆する学生もいます。

卒制合評

1月、編集・録音を終えたすべての卒制作品を2日間にわけて発表します。作品について学科の全学生で議論を交わし、再編集して改良を重ね、学外での上演実現にも取り組みます。

STUDENT'S VOICE

プロの現場で学んだ映画のリアルな「裏側」。

偶然買った映画『スパイダーマン』のメイキングビデオを観て、映画の裏側に興味が沸き、映画製作コースへ入学。映画を専門とする学科は全国的にも少ない中で、高橋伴明監督などプロのもとで学べることが魅力でした。実際に、高橋監督の作品に助監督として参加も。現場でしか学べないコミュニケーション力や、集団製作の基礎を身につけました。学んだことは後輩にも伝え、互いに切磋琢磨できる環境をつくりたいです。

4年生和田 昂士さん

KUAD PRODUCTION 学科の最新情報・作品紹介はこちら

KUAD PRODUCTION 学科の最新情報・作品紹介はこちら