アートプロデュース学科

2015年5月

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2015年5月29日  ニュース

【メディア情報】ARTZONEがSAVVY 2015年7月号で紹介されました!

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エルマガジン社発行の『SAVVY 2015年7月号』にて、ARTZONEが紹介されましたー!

取材時に開催していた展覧会スタッフの藤本さん(↓)も写真でちょこっと出演しています。

 

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ARTZONEの記事は73ページに掲載されています。

みなさんどうぞお手に取ってご覧ください。

 

京阪神エルマガジン社 SAVVY

 

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2015年5月26日  イベント

【イベント情報】岩倉実相院×アンサンブル・ソノリテコラボコンサート

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開催概要

実相院クラブ第1回イベントとして、「床みどり」「床もみじ」で有名な実相院のあの床をステージに、世界トップレベルのクラリネット四重奏 アンサンブル・ソノリテが演奏会を開催します。

音楽プロデューサーは、渡邊祟。併設の映像インスタレーションは、室千草が彩りを添えます。

開催日は2015年6月6日。実相院の「床みどり」が一番綺麗なとき、また「こころのお庭」から美しいお月様がご覧いただける土曜日にいたしました。

 

ASP学科でコンピュータ演習を教えていただいている非常勤講師の室千草先生が、

6月6日(土)開催の『岩倉実相院×アンサンブル・ソノリテコラボコンサート』で、

映像インスタレーション作品を展示されます。

 

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夜の部のチケットはまだあと少し残っているそうなので、ご希望の方はお急ぎくださいー!

チケットの購入方法・イベントの詳細についてはこちらのページからご確認いただけます。

 

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2015年5月23日  ニュース

美術館調査報告書 各所で販売中です◎

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2006年度以降、ASP学科から毎年発行している『「わたしたちがみた当世美術館事情」美術館調査報告書』。

本学科の2・3回生が、全国の美術館・アートセンターを対象に、約一年をかけてさまざまなテーマで調査・研究した成果がまとめられています。

最新版の第9号は、情報デザイン学科卒業生の仲村健太郎さんにご協力いただき、表紙と本文のデザインを一新しました。

本書は研究室運営のHPほか、国立国際美術館ミュージアムショップ(大阪)と、

ASP学科卒業生の岩澤和泉さんが勤務するNADiff a/p/a/r/t(東京)にてご購入いただけます!

 

大学生ならではの視点で展開される報告書を、ぜひ一度お手に取ってご覧ください。

 

ASP学科研究室運営HP http://asp-k.com/publish/index.html

NADiff a/p/a/r/t http://www.nadiff.com/shopinfo/shoplist/nadiff_apart.html

 

 

▼岩本さんが店舗の写真を送ってきてくれましたー。

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2015年5月22日  授業風景

【特別講義レポート】『おもしろい展覧会はこうやって作る!』ゲスト:櫛野展正さん

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5月20日(水)の特別講義は、鞆の津ミュージアムのキュレイターである櫛野展正さんにお越しいただき、

『おもしろい展覧会はこうやって作る!』というテーマでご講義いただきました。

 

鞆の津ミュージアムでは「アートは高尚なものだ」という観念を覆す取り組み、展覧会が様々行われています。

今回は「おかんアート」、『スピリチュアルからこんにちは』展、『花咲くジイさん ~我が道を行く超経験者たち~』展、『ヤンキー人類学』展などをご紹介いただきました。

 

アートとは「その人」がよりよく生きるための引き出しであり、また、作品はわざわざ美術館に出向かずとも、探してみると今自分がいる周りにもたくさんあふれているのだというお話は、鞆の津ミュージアムで行われていることからも納得でき、アートな発見ができる目を日ごろから養っていきたいと考えさせられる、とても刺激的なものでした。

 

 

■以下、学生レポートから抜粋■

・人が普段見ない、あるいはなんとなく嫌っているものを拾い上げて展示会にした瞬間に、それが評価されるのはおもしろいなと思った。ただそれは美術館や専門家が下した評価がその作品の価値を決めてしまっているというようなことではなく、広く世に知られることで、同じヤバさをもった人や心に響いた人が興味を持ち繋がりができるという点でそう思う。

 

・普通の人たちがスルーしそうな、貰っても困るような作品に目を向けてそれを展示するに至ったのがすごいと思う。そういった展覧会を通して、美術館にあまり来ない層を美術館に呼び、地域をいっぱいに利用して、それを地域に還元している。モノや言葉に対する分析がしっかりしているから面白い考えに至るのだと思う。私も人がスルーしそうなことにも目を向けて分析できるようになりたい。

 

・自分が今まで考えていた「アート観」が変わりました。印象派もハダシで逃げ出すようなインパクトの塊のような作品をたくさん見ることができて、「こんなアートの形もあるのか」と妙な納得をしました。アートを見つけるキーワードは「画力」や「経歴」に留まらないものなのだと思いました。

 

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2015年5月18日  ニュース

【学生レポート】音楽ワークショップ「円相から演奏まで」に参加してきました

以前、特別講義の講師として日本フィルハーモニー交響楽団の富樫尚代さんにお越しいただいたご縁もあって、

3回生の野澤美希さんが、現在開催中の展覧会『シンプルなかたち展:美はどこからくるのか』(森美術館)の関連イベント『音楽ワークショップ「円相から演奏まで」』に参加してきました。

そのイベントでの体験を、野澤さんが大学で学んでいることと結びつけながらレポートにまとめてくれたので、ここで紹介したいとおもいます。

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ワープショップレポート

 

 森美術館で展示中の「シンプルなかたち展:美はどこからくるのか」の関連企画の一つとして、「音楽ワークショップ『円相から演奏まで』」が5月12日に開催されました。このワークショップは、日本フィルハーモニー交響楽団(以下、日本フィル)と森美術館のコラボレーションによって行われたものです。講師は日本フィルのコミュニケーション・ディレクターであるマイケル・スペンサー氏と楽員の方々です。高校生以上の一般参加者約30人に混じって、私も参加してきました。このワークショップは私がASP学科で学んだ対話型鑑賞「ACOP:Art Communication Project」と多くの共通点をもつ、とても興味深い内容でした。

 

 ワークショップは、展覧会に出品されているいくつかの作品を鑑賞した後、作品から受けたインスピレーションをもとに、誰でも演奏が可能なシンプルな楽器を使って、簡単なフレーズをつくり演奏し、発表するというものです。まず、日本フィルの楽員とワークショップの参加者がいくつかのグループに分かれて、展示中の作品を鑑賞。その際、楽員はACOPでいう「ナビゲイター」の役割を担い、参加者から作品に対する印象や、考えたこと、感じたことをざっくばらんに引き出していました。私もACOPの授業で身につけた「みる・考える・話す・聴く」という能力を駆使しながら発言したり、他の参加者の意見を聴いてコメントを述べたりして、鑑賞が深まるように努力しました。

 

 その後、作品から得られた感想をもとに、トライアングルやグロッケン(鉄琴)、ピアニカ、リコーダーなどの楽器を用いて、音で「モチーフ」をつくっていきます。この時点で参加者が行っていたことは「(音を)聴く・感じる・考える・話す・(言葉を)聴く」の繰り返し。ACOPでは作品について感じたことを言葉を用いて話しますが、今回のワークショップでは「音楽で話す」というような感じです。

 

 作品から感じたことを音にすると、参加者や楽員の方から「それいいですね!」と言われて、とても嬉しかったです。私自身も、他の人の素敵な演奏には、思わず「いいですね!」と言っていました。こうした作業を繰り返しながら、「モチーフ」の演奏がどんどんブラッシュアップされていきます。

 

 最後は発表です。グループごとに別々に発表するのではなく、作った音の「モチーフ」を繋げて演奏し、全員でひとつの曲に仕上げていきます。演奏の順番が決まっているわけではありません。いつ自分のパートを演奏するかは、他の「モチーフ」を聴いて、感じることで各自が決めます。つまり参加者は「(音を)聴く・感じる・考える・演奏する」という作業を繰り返していくのです。美術作品の鑑賞に「演奏」が加わることで、「音の作品」が生まれ、それを聴きながら、再度、美術作品に想いを馳せる。まさに「円相から演奏まで」を体験できたワークショップでした。

 

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 作品をどうみるか、聴くかは、その作品に触れた人によって異なります。対話型鑑賞の面白さは、その差異をアウトプットし、積み上げることで、違うなにかが見えてくるところにあると思います。特に今回の「シンプルなかたち展:美はどこからくるのか」に出品されている作品は、多彩な解釈ができる作品ばかりでしたので、こうした対話型鑑賞の良さを最大限に活かすことができたと思います。さらにそこに「演奏」が加わることで、作品とのさらなるコミュニケーションが可能となります。

 

 今回のワークショップを終え、「対話型鑑賞はアナリーゼに似ている」と以前感じたことを思い出しました。アナリーゼとは楽曲を分析する学問です。演奏家たちは徹底的に楽曲の構造を調べ、分析し、そして自分なりの演奏を再構築するのです。こうして初めてその楽曲が「自分のもの」になります。それは、ACOPで徹底的にみた作品を「私の作品」と呼ぶ気持ちと似ているのではないでしょうか。

 

 私はもともと音楽を勉強していたため、「音楽」においても対話型鑑賞は可能なのではないかと以前から考えていました。今回、日本フィルの方たちによるワークショップに参加させていただき、それが可能性に留まらず、確信となりました。将来、ASP学科で学んだことを、私が興味を持っている音楽の分野で活かせることができたら…。今回のワークショップのおかげで、私の「円」はどんどん大きく膨らんでいきます。日本フィル、森美術館のみなさま、本当にありがとうございました。

 

レポート:野澤美希(ASP学科3回生)

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