歴史遺産学科

2015年11月

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2015年11月18日  授業風景

【3,4回生ゼミ】饅頭屋町界隈を歩く。

みなさん、こんにちは。

歴史遺産学科の事務担当Jです。

11月も半ばとなりましたが、暖かい日が続きますね。

京都の紅葉の見ごろはもう少し後でしょうか。

 

さて、今回は五島邦治先生から、3,4回生ゼミで行われたフィールドワークの様子をご紹介いただきましたよ~。

 

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10月28日(水)
五島ゼミ(伝統文化)では、烏丸三条下る饅頭屋町界隈を歩きました。

現在では京都の市街部の真ん中でオフィスのビルが建ち並ぶメインストリート街ですが、

その中に突然お堂があったり、老舗のお店があったりします。

そんな近代京都の中に、それをリードしてきた京都の伝統的な部分を歩いて見てみようという企画です。

 

まず池坊会館3階にある「いけばな資料館」の展示を見せていただきました。

池坊はいわずと知れた、室町時代にはじまる生け花の家元。室町時代からのいけばなの資料が展示されています。

江戸時代前期、御所で生けたときの生け花の写生図なんかがあって、リアル感がありました。

 

つづいて六角堂。

正式名は頂法寺というのですが、お堂が六角形をしているので、京都の人は「六角堂」といえばここのこと。

江戸時代、下京の町の人は、この寺の鐘の音で時を知りました(現在も残っていて、自動で機械的に時の鐘を鳴らします)。

京都の人はここが京都の真ん中だと考えていたので「へそ石」(人間の真ん中におへそがあるように)という

六角形の真ん中に穴が開いた石があります。

みんな「へぇ~そう」と興味津々。記念写真を撮りました。

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お扇子の老舗「宮脇賣扇庵」店先を通って、紙屋さんの「鈴木松風堂」では紙による商品パッケージのサンプル展示を見ました。紙にはいろんな利用とアイデアがあるのでした。

 

つづいて「蜂蜜」の専門店「 miel mie 」。

いまでこそ店の名は新しく外国語になっていますが、もともと「金市商店」というれっきとした蜂蜜の老舗です。

アカシア、とち、みかん、そばなど花ごとの蜂蜜が楽しめます。味見もできます。

私は朝食のトーストに塗る「菩提樹」の蜂蜜を買い求めました。

 

明治20年創業の計量具の「国島器械」の前を通って、最後にコーヒーの「イノダ本店」でお茶をしました。

おじさんのウェーターが案内してくれるオールドスタイルの「きっちゃホール」という感じのお店です。

 

古い京都と新しい京都、その間をつないでいるものを考えさせる街歩きでした。

 

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2015年11月4日  ニュース

今月の美術手帖「京都、究極の職人技」のご紹介!

歴史遺産学科に非常勤講師として来ていただいてます、米原 有二先生が記事を書かれています、今月の美術手帖「京都、究極の職人技」を学科授業とあわせまして、ご紹介したいと思います!

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米原先生には、1回生の授業である研究基礎を受け持ってもらっています。

この授業は寺院や町並み、伝統文化を伝える職人技術などの見学・調査を通じて歴史遺産にかかわる様々な事柄を記録し、考え、まとめ、記述する力を養うための授業です。

 

今回の美術手帖にも紹介されています、「後藤社寺錺金具製作所」さんや「牧神祭具店」さんには学生が直接工房を見学させていただきました。

 

先週(10/30)には、見学を通じて学んだこと、考えたこと等、各班の発表があり、その発表を聞くと1回生からとても貴重な体験だなぁと実感しました。

 

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学生たちの興味を引いたものの中では、職人さんの使う「道具」についてが印象深かったように思います。

 

職人さんの技の素晴らしさに加え、外からではうかがい知ることができない、技を支える「道具」の重要さ。

牧神祭具店さんのさまざまな種類の鉋(かんな)や後藤錺金具さんの鏨(たがね)などは学生たちに印象深く残ったようです。

 

そして、その道具についてももちろんですが、京都の職人さんについて知らなかった様々なことをこの美術手帖から知ることができますので、ぜひぜひお手にとってご覧ください!

 

美術手帖を読んでから職人さんの品々を見ると、ものの見え方が変わるかもしれません!!

 

 

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