- 2015年11月4日
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今月の美術手帖「京都、究極の職人技」のご紹介!
歴史遺産学科に非常勤講師として来ていただいてます、米原 有二先生が記事を書かれています、今月の美術手帖「京都、究極の職人技」を学科授業とあわせまして、ご紹介したいと思います!
米原先生には、1回生の授業である研究基礎を受け持ってもらっています。
この授業は寺院や町並み、伝統文化を伝える職人技術などの見学・調査を通じて歴史遺産にかかわる様々な事柄を記録し、考え、まとめ、記述する力を養うための授業です。
今回の美術手帖にも紹介されています、「後藤社寺錺金具製作所」さんや「牧神祭具店」さんには学生が直接工房を見学させていただきました。
先週(10/30)には、見学を通じて学んだこと、考えたこと等、各班の発表があり、その発表を聞くと1回生からとても貴重な体験だなぁと実感しました。
学生たちの興味を引いたものの中では、職人さんの使う「道具」についてが印象深かったように思います。
職人さんの技の素晴らしさに加え、外からではうかがい知ることができない、技を支える「道具」の重要さ。
牧神祭具店さんのさまざまな種類の鉋(かんな)や後藤錺金具さんの鏨(たがね)などは学生たちに印象深く残ったようです。
そして、その道具についてももちろんですが、京都の職人さんについて知らなかった様々なことをこの美術手帖から知ることができますので、ぜひぜひお手にとってご覧ください!
美術手帖を読んでから職人さんの品々を見ると、ものの見え方が変わるかもしれません!!