文芸表現学科

2016年2月

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2016年2月29日  ニュース

小説のスピードはとても遅い

 
2月27日より、卒業展がはじまりました。
4回生の中西一貴が書いたFBより、一部を抜粋して以下転用します。皆さま、ぜひ卒業展へお越しください。
 

 
 
はっきり言って、小説という長い長い読み物を、展示という形で見せることには、どうしたって限界があります。
100ページあまりの文章を、限られた展示期間中に、首ったけになって読み切ることは、まず不可能です。
だからきっと、私の作品が、展示期間中に読破されることはないのでしょう。
 
小説は、長いし、かったるいし、疲れるし、まどろっこしいし、重い。
小説は遅い。
写真や絵画や映像、音、彫刻、その他ありとあらゆる表現分野に比べて、小説のスピードはとても遅い。
 
でも、小説は残る。
 
なによりも遅い小説のスピードは、ヒト一人の一生に寄り添うように、一人一人の歩幅と同じ速度で進み続ける。
 
だから、小説はいつか必ず読まれるときがくる。
作者が未だ見ぬ読者を信じ続ける限り。
 
なので、
きてください。
 
きっと小説は読み切れないでしょう。
せいぜい、冒頭数行くらいでしょう。
それでも、きてください。
 
四年間、もがいてもがいて、走り抜け、思いっきり笑ったり泣いたりしたすべてが、この大学の中にあります。
私だけではなく、もちろん、この卒展に関わるすべての4回生の。
 
 
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2月27日~3月6日
10:00~18:00
京都造形芸術大学 瓜生山キャンパス
〒606-8271 
京都市左京区北白川瓜生山2-116
http://www.kuad-sotsuten2015.com/
卒業展は、3月6日(日)まで、
10:00〜18:00のあいだオープンしています。
 
 
(スタッフ・竹内)

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2016年2月23日  ニュース

今年の展示テーマは「36の本」 卒展搬入がんばってます

 

文芸表現学科の今年の卒業展は「36の本」をテーマに展示を企画しています。

 

会場全体を1冊のおおきな「本」に見立てて、

入口から表紙、目次、本文、奥付け、

となることを意識して展示をします。

 

昨日は展示台にペンキを塗り、

今日は大きな布を仕立てて、

展示スペースを作り込んでいきました。

 

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4回生のチームワークもよく、

3回生の新川さんもお手伝いをしてくれて、

作業は難題をクリアしながらも順調(?)に進んでいます。

 

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どんな展示になるかは、お楽しみに!

 

卒業展会期は、2月28日(土)〜3月6日(日)。

作品講評会は2月27日(土)・28日(日)の両日開催です。

 

3月5日(土)・6日(日)には、

卒業展/大学院修了展 OPEN CAMPUSも開催します!

http://www.kyoto-art.ac.jp/opencampus/sotsuten/
ぜひ足をお運びください。

 

卒業展の記事は、またこれからもUPします!

 

(スタッフ・竹内)

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2016年2月15日  ニュース

宿久理花子『からだにやさしい』が中原中也賞の最終候補作品に選ばれました

 
宿久理花子さんが2015年11月に出版した処女詩集『からだにやさしい』が、
第21回中原中也賞の最終候補作品に選ばれました。
 
からだにやさしい
 
選考の結果、受賞は逃しましたが、
最終にエントリーされただけでも素晴らしいことだと思います。
 
宿久さんは、2011年にクリエイティブ・ライティングコースを卒業後、
大阪で働きつつ、詩を書いたり、
詩のイベントを開催したりしてきました。
 
『からだにやさしい』は、全国の紀伊国屋書店のほか、
大阪の葉ね文庫、amazonなどで入手可能です。
ぜひご覧ください。
 
『からだにやさしい』
宿久理花子著
青磁社、2015年
ISBN:978-4861983290

 
また、宿久さんのインタビュー記事も近日公開予定ですので、お待ちください。
 
 
(スタッフ・竹内)

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2016年2月8日  授業風景

白熱の後期合評会!

 

2月1日・2日は文芸表現学科、後期合評会が行われました。

合評の際には、合評者の作品をまとめた「合評冊子」を配布するのですが…

 

なんと今回は、学科はじまって以来のこの分厚さに!

(一番上が今回の合評冊子なのですが、背幅1.8cm!)

 

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そんな「あつい」後期合評会をレポートします!

 

1日目は短篇小説、短歌とエッセイ、インタビューなど

様々なジャンルの合評が行われました。

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最初に大津先生の「制作Ⅰ」、脚本の合評からスタートです。

今回は20分のテレビドラマという設定で脚本を書きました。

物語だけではなく、人物の心情変化や背景描写までを20分という尺におさめて

表現しなければならないということに学生たちも苦戦したようです。

 

過去に制作Ⅰを受講した先輩たちや、

同じく制作Ⅰを受講していた同級生からなど様々な意見が飛び交いました。

今回、初めて合評に参加された大津先生も

意見を言い合えるということに、とても関心されていました。

 

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 みんな合評冊子をひろげて、意見などをメモしています。

 

 

次は辻井先生の「創作Ⅰ」、短篇小説の合評です。

創作Ⅰでは授業内で合評を行い、改稿を重ねるということに重点をおいています。

受講者の中からも「初稿より良くなった」と合評者への意見が出ており、

書いて終わりではなく改稿を続けることの大切さが、学生の作品の完成度から伝わってきました。

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次に村松先生の「制作Ⅲ」で制作された雑誌「Nee?」のプレゼンテーションです。

(「Nee?」については前回のブログを見てください!)

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「LIVE」をテーマに1年間かけて制作された冊子。

インタビューや編集をする上での苦悩、そのプロセスを編集部が発表しました。

 

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できて終わりではなく、この雑誌を手に取り、読んでもらうことに意味があります。

これから学内、京都の書店で配布しますので見かけたかたはぜひ手に取って読んでください。

 

 

2日目はというと各ゼミの3回生と

通信・文芸コースから2名参加いただき合評をおこないました。

学年が上がってくると作品のレベルも上がってきます。

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同じ文章を学んでいても中々こうして、意見を言い合える機会というものはありません。

 

ましてや社会に出たときに、文章をこんなにも読み込み、

そして2日間をかけてお互いの作品の意見を言い合うという場はないと思います。

 

学生のみなさんには、この場を大切にし、

また今回の合評で得たことをしっかりと吸収してもらいたいと思います。

 

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(スタッフ・鈴木真美)

 

 

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