文芸表現学科
クリエイティブ・
ライティングコース
小説家、脚本家、ライター、編集者など、
「ことばのプロ」としての可能性を広げる。

学べる分野
小説│脚本・戯曲│エッセイ│ノンフィクション│ジャーナリズム│批評・評論│詩│
短歌│俳句│ゲームシナリオ│書籍編集制作出版
将来のキャリア・就職
小説家、脚本家、編集者、ライターはもちろん、
一般企業の広報など、多彩なキャリアパス。
卒業生の中には、小説家としてデビューした人、シナリオライターとして活躍する人もいます。また、新聞記者や出版社の編集者、フリーライターとして活躍する卒業生もいます。一般企業においても、例えば広報部門などの自社を世間に発信する部署で、文芸で学んだ知識が活かされることがあります。卒業生は非常に幅広い分野で活躍しています。
主な就職先
作家・記者・ライター職
電気新聞│新周南新聞社│島根日日新聞│
バンク・オブ・イノベーション(ゲームシナリオライター職)│佐川印刷(ライター職)
編集職
KADOKAWA│銀杏社│メディアドゥ│中広│エストール│きかんしコム
書店・図書館
京都岡崎蔦谷書店│茨木市立図書館
広告(印刷・映像・Web)
東映エージェンシー│エムハンド│レイ・クリエーション│グラフィック│
サングローブ│タクトシステム
放送・映画
NEXTEP│イーストファクトリー│厨子王│花組
ゲーム
ブシロード│ディンプス│ファイン│テコテック│グループSNE ほか
入学に必要なスキル・知識
小説を書いたことがない方も、美術を学んだ経験がない方も、このコースを目指すことが可能です。体験授業に取り組む姿勢や意欲などから能力や適性を評価する授業形式の入学試験に是非チャレンジしてください。
コースの特色
- 「読む」「書く」「編む」力を習得
- 100冊の名著を読む「百讀(ひゃくどく)」
- 現役の小説家、編集者、脚本家が直接指導
- 小説、脚本、取材など専門性を磨くゼミ
- 在学中にデビューする学生が多数
4年間の学び
創作の土台をつくる。
ことばを専門的に扱うために必要な「読む」「書く」力を習得。たしかな日本語力を身につけ、小説や脚本、詩やアーティクルなどさまざまな文芸表現に挑みます。

100冊読む「百讀(ひゃくどく)」
“今”だからこそ読むべき古今東西の名著100冊の中から毎週1冊を読み、ことばの表現の豊かさを学びます。読了後は学生同士で話し合い、レポートにまとめて本を読み解く目を育てます。
多様な文芸表現を学ぶ。
メソッドと実践を繰り返しながら、書く、編むスキルを発展させる1年。社会で活躍するプロから指導を受けながら、より多様な文芸表現に挑みます。

創作ワークショップ
「小説」「戯曲・脚本」「ノンフィクション」から希望する授業を選び、現役の小説家や脚本家、編集者、書評家などプロの教えを受けます。なかには作家デビューにつながる学生も。
ことばの力を磨く。
自分の専門分野や卒業後の進路を見据えてゼミを選択。社会に向けた創作の他、プロジェクトやインターンにも参加し、文芸と社会のつながりを考えます。

ゼミでの学び
「小説(純文学、一般小説、ライトノベル)」「戯曲・脚本」「編集・取材・執筆」「文学研究・批評」など、さまざまな専門領域のゼミに分かれ、自らの創作活動に磨きをかけます。
文芸と社会をつなぐ。
4年間の集大成となる文芸作品を書き、それを文庫化して卒業制作展で販売します。これによって自作の読者を獲得し、文芸と社会のつながりを実感します。

卒業制作・研究
小説、戯曲、映像脚本、エッセイ、ノンフィクション、評論からひとつ選び、卒業制作として文芸作品を書き上げます。さらに他学科と協力しながら、それを文庫本として完成させます。
- 在学生向けの内容です。参考にご確認ください。
TOPICS
これもクリエイティブ・ライティングコース。在学中に小説家デビュー
小説家やライターとして在学中から活躍する学生も多数。在学生の上村裕香さんは、新潮社が主催する「第21回 女による女のためのR-18文学賞」で大賞を受賞し小説家デビュー。新作小説が『小説新潮』に掲載されるなど、めざましい活躍を見せています。
プロを目指すエクスパートクラス
作家やライターといったプロの書き手を本気で目指す人のための創作クラス。KADOKAWAやPHP研究所などの大手出版社から現役の編集者を講師として招くなど、プロ目線の作品指導を行い、在学中からデビューを目指します。
学科発の商業文芸誌の制作・販売
学生たちの企画・編集による学科発の商業文芸誌『301』を制作。学生たちは同誌への掲載を目指して作品を書くほか、編集者として著名な作家への執筆依頼なども担当。完成後は大学近辺の書店を中心に配本し、販促・販売まで一貫して行います。
著名な作家を招いての文芸イベント
1冊の本を読み合う読書会や、芥川賞や直木賞を受賞した小説家を招聘してのトークイベントなど、さまざまな文芸イベントを学生で企画。ゲストを通じて「仕事」としての文芸がどのように社会につながり、活かされているのかも学びます。


学生作品
教員紹介
卒業生紹介文芸表現学科

小説・短歌を主に制作している。著書に『起こさないでください』『そのときどきで思い思いにアンカーを打つ。』『日記』。その他の活動に、音楽グループ□□□(クチロロ)契約社員、朗読バンド筆記体主宰など。

現在はシナリオライターとして、某ゲームアプリのフレーバーテキストやモンスターの設定、シナリオの監修と執筆を担当。
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取得できる資格
- 博物館学芸員
全学科参加型
プロジェクト
学年や学科を飛びこえて、
社会とつながる教育プログラム