こども芸術学科

今、こ学はデッサンブーム?|1年次有志と3年次Bzemi

明日からもう6月ですね。

京都は早くも夏のような暑さになっています。

 

さて、こども芸術学科1年次の有志達が、授業の合間を見つけて自画像のデッサンを行っています。放課後に講評会を、ということで、いわれた時間に演習室に下りていくと、イーゼルを並べてずらりと絵が並べられていました。どれもなかなかしっかり描かれています。

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造形表現Ⅰを担当していただき、本学マンデープロジェクトでもお馴染みの箭内新一先生も、次の会議の時間まで大丈夫ということで、最初のところだけ一緒に参加していただきました。

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そして「見えていないところを描く」という禅問答のようなアドバイスを残して、去って行かれました。

僕は顔の正中線を観察すること、首はまっすぐではなく前に傾いていることなどを説明しながらそれぞれの良いところと次に観察して欲しいところを伝えました。


そして別の演習室、2階の3年次Bzemiでは、武井武雄の模写を終え、石膏像ラボルトとメディチに挑戦しています。これまでに木炭で石膏デッサンを経験した学生さんは少ないので、描くのは新鮮なようです。

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今年は大学院芸術教育領域の品川美香さんがティーチングアシスタントとして授業の補助をしてくれています。学部では本学の洋画コース出身ということもあり、デッサンのデモンストレーターとして参加してくれています。先輩と一緒に描けるのはとても勉強になります。

1日目がおわり、皆、プロポーションをとるのに苦労している2日目の授業開始時、なんと「デッサンの鬼」の異名を持つ美術工芸学科の木村克朗先生が突然こども芸術学科のアトリエに!

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メディチ像を前にして、木炭のトーンと光と影の関係を、鮮やかな手さばきで木村先生自らデッサンする姿に、学生は総立ち。そして、「絵は、目の前に手品のように世界を造り出すもの。あなたたちはその入り口に立っているんだよ。」と、勇気づけていただきました。

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こども芸術学科の学生たち、このようにデッサンも頑張っています。
デッサンを繰り返しするプロセスの中で、色々な疑問が表現をとおして解決出来ると、それは自信につながります。辛抱強く枚数を重ねて欲しいと思います。
木村先生、箭内先生、有り難うございました!
(森本玄:教員/絵画)

 

さて、こども芸術学科では以下のように学科の説明会を行います。

受験生の皆さん、ぜひお越しください!

 

「保育・幼児教育・初等教育系 進学相談会」(さんぽう主催)

日時:6月8日(日)13時〜16時

会場:大阪市(梅田)グランフロント大阪北館

(タワーB10階 ナレッジキャピタル カンファレンスルームB01)

大阪市北区大深町3-7

 

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