こども芸術学科

左京東山児童館学童保育所まつりワークショップ参加(Aゼミ)

木にふれて木の肌スタンプで作品をつくろう!

5月20日(土)の児童館学童保育所まつりの中で、自然とアートを介した内容でAゼミ3回生とワークショップを行いました。場所は、宝ケ池公園・子どもの楽園。

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近くのバス停からてくてくと歩いて行くと、高野川の橋を越えたところに看板を発見。宝ケ池公園は、池も雰囲気ありますが、子どもの楽園は遊具や自然も近いのもあり、子どもが十分に遊べる場になっています。また、公園内で鹿の子どもを見かけたので、まさに自然に近いところです。

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まず、皆でテントを組み立てるところからスタート。佛教大のボランティアの学生さんも手伝っていただきました。

 

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この日は、かなり暑かったので、日よけなども設置しました。ジョウロで水をまいたりと。

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そうこうしていましたら、ステージでオープニングイベントがはじまりました。左京区の学童の子ども達が集り、和太鼓の演奏では多くの児童館と交流しながら練習をし、この日をむかえていると聞きました。音が響いてよかったです。

 

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さて、ワークショップもスタートして、子ども達が集まってきました。

手順としては、十数種の色紙を1枚選び、クレヨン・色エンピツも2つ選んで、公園内の木に触れて木の肌に紙をあてて、クレヨン、色エンピツでこすり、いろんな木肌を集めます。(この手法を、フロッタージュと言います。)地面も含めて、がさがさとした表情を集めていき、その出来た紙をテントの制作ブースに持ち帰り、切ったりちぎったりして、別の白い画用紙に貼って行き、それを元にして同時にペンなども使い自由に作品にして行く内容です。

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いいですね、外で何かつくることって無条件に楽しいですよね。やっぱりインドアより、自然の風、光、音を感じながら、いわゆる五感を刺激する中では、自然と感性が育みます。

 

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大人気で、子ども達でごった返しています。

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順番待ちもあったり、制作出来る場所を譲りながら。

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つくった作品は、持ち帰っても貼って展示してもどちらでもよく、こちらは展示してくれた作品です。子どもの創造性は、驚かされますし、とってもいい感じです。

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これも素晴らしい!

 

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子ども達の創作意欲は果てしないですね。ぐいぐいと手が動き、紙を剥がしたり描いたり柔軟に手が動き、ある意味手が踊るようでした。子ども達とのワークショップの時は、必ず手を良く見るのです。様々な工夫した手の動かし方は、見ていて楽しくかっこいいのです。

今回のワークショップの内容は、教員の村山が考えたものです。自然の木や地にふれること、そこから手触りと、紙にその手触りの表情を集める行為は、日常の中であまり意識しない手の機能と自然物を感じる機会になります。この手法からの制作は、20数年前から自身の作品や授業で行っていまして、手でつくるものつくりの在り方も含めて、自然を介しながら手でにぎる、つかむ、ちぎるなどそんな普通のことを現代だからこそ大事にしていきたいですよね。

 

それでは、とても暑い中Aゼミの3回生皆さん、お疲れ様でした。

ワークショップ参加の報告でした。

(教員/村山)

 

※下記の6月11日の体験入学オープンキャンパスでの授業は、村山が担当しますので申込みの上、是非お越し下さい。ここでも、手でふれること、手で描くこと、手でしばること、手でちぎることを含めた制作体験をしてもらいます。絶対にやったことのない、経験が出来ます!こどものように、また初源的な手づくりを味わってもらいます。

 

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こども芸術学科1日体験入学のお知らせ

【1日体験入学 A日程 6/11(日)】 植木鉢に未来を描き育てる

小さな草木の命が育つ場所、「植木鉢」あなたなら、そこに何を表現しますか?

植物の種をこどもに見立て、種が元気に育つ鉢をデザインします。紙、草木、布

などを自由に使って、コラージュしたり、絵を描いてのびのび制作してください。

小さな命=こどもの可能性や、他者を受けとめる優しさについて一緒に考えてみましょう。

【Webからお申込みいただけます。申し込みはこちらから!】

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