2015.10.19

第1回 Dフォーラム開催のお知らせ

本学のデザイン教育の方針「デザインを育てる」に関連した第1回Dフォーラムを下記のとおり開催いたします。今回は「気づく・生み出す・育てる」をテーマに梅原真氏を講師としてお招きいたします。聴講は自由ですので是非ご参加ください。

■第1回 京都造形芸術大学 Dフォーラム
・日時:2015年10月22日(木)、18:10-20:00
・会場:NA302
・講師:梅原真(梅原デザイン事務所主催・武蔵野美術大学客員教授)

【デザインを育てる】
■梅原真 「気づく・生み出す・育てる」

デザインはモンダイ解決ソフトであると考えている。
「一次産業×デザイン=ニッポンの風景」という方程式で活動する。
日本の地域にある物産や観光をテーマにしたデザインワークを手がけ、
グラフィック&プロダクトデザインによって、日本の豊かな地域文化や
風景を保全するという、デザインの新しい力を内外に示している。
彼がデザインへ向かう姿勢は「風景を残すための仕事」。
気づき、生み出し、育てる…梅原流価値つくりを学ぼう!

【梅原真氏 プロフィール】 
高知市生まれ。デザイナー。1972年高知放送プロダクション入社。テレビ美術担当。スペイン、アメリカ遊学後、1980年梅原デザイン事務所設立。デザインを一次産業再生のために使うことを目的に活動。1988年高知県土佐佐賀町かつお一本釣り漁業再生のため
「土佐一本釣り・藁焼きたたき」をプロデュース。8年間で20億円の産業を作り出す。1989年高知県大方町。4kmの砂浜を巨大なミュージアムに見たてる「砂浜美術館」をプロデュース。ゼロエミッション美術館として、2000枚のTシャツが砂浜で「ひらひら」する風景を作る。2010年モンゴルでひらひら、2011年ハワイでひらひら。1995年〜(株)四万十ドラマのプロデュース。「四万十のひのき風呂」「しまんと紅茶」「しまんと地栗」などの
商品開発をベースに、流域の産業を再生する。2005年、四万十川流域で販売するものはすべて古新聞で包もう!を コンセプトに「しまんと新聞バッグ」をプロデュース。ベルギーをはじめ世界に展開。現在TOHOKU NEWSPAPER BAG PROJECT 他、国内外での地域振興プロジェクトなど多数推進中。