2016.12.17

感染性胃腸炎の流行が始まっています!

感染性胃腸炎は嘔吐、下痢を主症状とし冬季に流行しますが、今シーズンの報告数の過去5年の同月よりも約2倍となり、かなり早い流行となっています。
年間の食中毒の患者数の約半分はノロウイルスによるものですが、この時期の感染性胃腸炎の集団発生例の多くはノロウイルスによると考えられます。人から人への感染のほか,食品を介する食中毒による感染もありますので,次のことを徹底して感染を防ぎましょう。

★ノロウイルスの感染予防・食中毒予防方法★
 ○セッケンを使った手洗いを徹底しましょう。(帰宅時,調理前,食事前)
 ○食品は十分に加熱しましょう(中心温度85〜90℃で90秒以上)。
 ○疑われる症状の者が家族や友人、大学にいたら,手洗いを徹底しましょう。

★食中毒三原則★
 つけない・増やさない・やっつける

★感染性胃腸炎が疑われる場合★
 ○嘔吐や下痢等,感染性胃腸炎を疑う症状が見られた場合は早めに医療機関を受診し,
  症状が無くなるまで休養をしっかりとりましょう。