2020.12.08

【講演案内】文哲研講演会2020「芸術とこころ-表現することがなぜ治療的なのか-」

12月9日(水)、文哲研講演会2020「芸術とこころ-表現することがなぜ治療的なのか-」をzoomにて開催いたします。

コロナ禍の時代、なぜ『鬼滅の刃』がヒットするのか?
日本人のこころの「今」を心理学の視点から語っていただきます。

「フツーの子の思春期」の著書で知られる心理カウンセラー、岩宮恵子先生の講演会です。
たくさんのみなさまのご参加をお待ちしております。

日時:2020年12月9日(水)18:30-20:00
テーマ:「芸術とこころ−表現することがなぜ治療的なのか−」
講演者:島根大学人間科学部教授 岩宮恵子(臨床心理学)
対象:教職員、学生
費用:無料
定員:300名

申込みフォーム:https://forms.gle/BHvsdbEhuv3qBwtB9

「芸術とこころ−表現することがなぜ治療的なのか−」

芸術療法や箱庭療法という心理療法の技法があるように、絵を描いたり箱庭を作るということは、とても治療的な意味をもっています。
今、ネットのなかでさまざまな表現の発信をする若い人たちが増えていますが、その表現に対しての反応に深く傷ついて、心理療法の現場に足を向けるひとも同時に増えています。
最近の若者の全体的な傾向はどうなっているのか、そして「表現すること」や「表現をしているひとを応援すること」
(「推し」をもつこと)について、どのような感覚をもっているのか
臨床現場から見えてきたことをお伝えできればと思っています。(岩宮恵子)