授業の種類(2024年度~)

このページでは学期制度・授業時間のほか、授業の様々な区分について説明します。

授業の分類

授業科目は、以下のとおりに区分されます。

授業科目の構成

2024年度入学生のカリキュラムにおける授業科目は、以下の3つで構成されています。

①芸術教養科目

芸術教養科目は、大学の基本使命である「藝術立国」を理解し、芸術を未来社会に活かすうえで必要なリテラシーを身につけることを目的とした7つの科目群から構成されます。教養としての知識・技術を修得することに加え、さまざまな専門領域を学ぶ学生が協働して取り組むプロジェクト型授業や、専門の垣根を超えて学ぶ副専攻を通じて、領域横断的に学修します。

②専門科目

専門科目は、専門的な知識や理論、表現方法を、入門・基礎・応用・発展と段階的に身につけ、自身の研究・制作テーマを探求することを目的としたコア・カリキュラムから構成されます。すべての学科で地域社会や産業界と連携した社会実装型授業を導入し、芸術を社会に活かすことを実践的に学びます。各学年末には、それまでに学んだ知識や技術を統合し、高次の能力を発揮することを求める統合科目を設置し、1 年を通じての学修到達度を測ります。「卒業研究・制作」において、4 年間の学修成果として学位プログラムの達成度を測るとともに、その成果を広く社会に発信します。

③自由選択科目

学生が、自身の学びの充実や、進路選択に応じて、自由に選択して履修することができる授業科目。以下のとおり、卒業要件に含みます。

  1. 準正課科目
    正課(芸術教養科目および専門科目)に準じるものとして、大学が開講する授業科目。各種プロジェクト活動を含む、多様な学修ニーズに応える様々なプログラムが含まれます。
  2. 教職課程に関する科目・学芸員課程に関する科目
    大学が開講する教職課程に関する科目および学芸員課程に関する科目です。修得した単位は、12 単位を上限とし、自由選択科目に算入します。
  3. 他大学等における授業科目の履修・修得
    単位互換や交換留学(留学)など、他大学等で修得した単位のうち、本学の教育課程に即した内容・水準であると判断される授業科目。
    編入時の出身校の修得単位を30単位一括認定・単位互換で修得した単位など

自由選択科目の種類

  • 資格取得のための「教育の基礎的理解に関する科目等」、「教科及び教科の指導法に関する科目」、「博物館に関する科目」が開講されています。これらを修得した場合、合計12単位を上限として自由選択科目に算入されます。

実施方法

講義 教員が教授・解説し、教員との対話を通じて専門分野の知識を学修する形態。演習的内容を含むこともあるが、専ら知識学修を主とするものを指す。
演習 教員指導のもと、討論や作業を通じて総合的に学修する形態。講義的内容を含むこともあるが、専ら討論や作業による学修を主とするものを指す。
講義+演習 複数講時開講する授業のうち、講時単位で講義と演習を混合する形態(例:1講時目は講義、2講時目は演習等)。
実技科目 講義や演習内容を踏まえ、学生が主体的に学修を行う形態のうち、以下のいずれかに該当するもの。教員は授業設計、授業補助者の指導、安全管理、成績評価を担当する。教員以外に研修を受けた授業補助者(臨時職員、TA、SA 等)を必ず置き、授業は常に教員または授業補助者の監督のもと実施する。
  • 常時ではないが、教員の指導が必要な科目
  • 安全管理のため監督者(教員または授業補助者)が必要な科目
  • 特殊な施設・設備を使用するため監督者(教員または授業補助者)が必要な科目

開講期間

授業の開講期は、
「第1クォーター(1Q)」「第2クォーター(2Q)」「第3クォーター(3Q)」「第4クォーター(4Q)」「夏期集中」「前期」「後期」「通年」のいずれかになります。
1講時あたりの授業時間を100 分とし、クォーターは7週間を授業期間とします。

※履修登録は1Q・2Q・夏期集中分をあわせて1Qはじめに、3Q・4Q分をあわせて3Qはじめに実施し、成績評価・開示はクォーター毎となります。
夏期集中科目は2Qと3Qの間に行われる科目です。
※在籍は前期(1Q・2Q・夏期集中)・後期(3Q・4Q)単位となります。

※各学期の詳細な期間や、授業時間はこちら(学年暦・学期・時間割)のページで確認してください。