このゼミでは総合力と跳躍力のあるアーティストやキュレーターを育てます。つまり、世界を俯瞰的に捉え、広い視野から世界の動向を把握できるような総合的な視点をもち、自分なりのリサーチを蓄積していくことによって、その後の跳躍を助ける知識をもつ人材になるということです。
加えて、世界のアートシーンでは英語力が問われるため、授業やゲスト講師とのコミュニケーションはすべて英語で行います。
在学中に可能な限り多くの学びと気づきを得て、卒業後にアーティストやキュレーターとして世界のアートシーンで高くジャンプできる人材を育てたいと思っています。
1学年たった5名。
「ここにしかない」 学びを思う存分浴びる
大学院グローバル・ゼミは 「世界で活躍できるクリエイター」 を育てることに特化したスペシャル・プログラム。そのため、 1学年たった5名という少人数制を採用し、ゲスト講師からの集中レクチャーをはじめとした 「ここにしかない」 学びを思う存分浴びられる環境としています。
海外をはじめとした学外研修で
世界的アートシーンの現実を肌身で学ぶ
世界的アートシーンで活躍するためには、 その現実を実体験から学ばなくてはなりません。
そこで大学院グローバル・ゼミでは京都、 東京、 海外といったさまざまな学外研修プログラムを準備。美術館、 ギャラリー、 アーティストのスタジオ・ビジットを通して 「世界の空気」を身につけます。
世界的なクリエイターたちが
キャンパスを来訪
アートの共通言語 「英語」 で語り合う
世界の第一線で活躍する国内外のアーティストやキュレーターをゲスト講師に迎え、 2週間の集中授業を年間約6回実施。授業の進行は英語が中心となるため、 コンセプトやステートメントのプレゼンテーションなどを通して、 アーティストやキュレーターに必須の英語力を実践的に学べます。
年々重要度の高まるアジアン・アートを
徹底的に学ぶ
経済的発展を軸に、 世界的なアートシーンでもアジア美術の重要度は年々高まっています。大学院グローバル・ゼミでは、 西洋美術と日本美術はもちろん、将来クリエイターとして高く跳躍するための 「ジャンプ台」 として、アジア太平洋地域の美術史、 社会史、 伝統文化を徹底的に学びます。
ポスト・インターネット時代を生きる
クリエイターとして創作技術にとどまらない
サバイバル術を身につける
ポスト・インターネット時代を生き抜くために必要な素養は、 創作技術だけにとどまりません。大学院グローバル・ゼミでは情報収集、 調査研究、 知識の編集、 プレゼンテーション能力といったクリエイターに求められるさまざまな 「サバイバル術」 を、 共同リサーチ・プロジェクトを通して培います。
京都芸術大学 大学院修士課程に新たに開設した、
「世界のアートシーンで活躍できるアーティスト、キュレーターを育成する」グローバル・ゼミについて、
シドニー・ビエンナーレ2018芸術監督で同ゼミディレクターの片岡真実が紹介します。
アーティストとして世界の舞台で活躍する。
その道のりに正解はなく、同じ方法論が誰しもに通用するわけではありません。
一方で、 数々のアーティストを目の当たりにしてきた片岡真実教授から見ると、 キャリア構築にある「傾向」 が存在することもまた事実。
今回は片岡教授から、 そんなアーティストへの道を自筆のイラストレーションとともに紹介していただきました。
修了後、 アーティストとしてどんな道のりを歩むのか。 それは誰にも予見することはできません。
ですが確かなことは、 大学院グローバル・ゼミでの経験が、 世界で生き抜くサバイバル・ツールになるのだということです。