
2021 / 立体物、SDGs
ゴミからアートを生み出す「淀川テクニック!プロジェクト」
■連携アーティスト:淀川テクニック
■実施:ウルトラプロジェクト
■期間:2021年5月~2022年1月
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学生達がアーティスト「淀川テクニック」と一緒に作品制作を行った。
マスキングテープの工場から出てくる廃材を使用した「象」をモチーフとした作品の他、工具の種類と用途を表した「工具カルタ」、淀川テクニックの活動をまとめた「ZINE」の制作なども行った。
第一線で活躍するアーティストやクリエイターと協働で行うウルトラプロジェクト。そのひとつ「淀川テクニック!プロジェクト」は、全国的に活動を繰り広げているアーティスト「淀川テクニック」の柴⽥英昭先生によるウルトラプロジェクトで、2014年から毎年さまざまな場所に出向き、現地のゴミを⽤いた作品制作やワークショップを行うなどこれまでも幅広く活動してきた。
今年は、岡山県に本社を構える「カモ井加工紙株式会社」が製造しているマスキングテープ「mt(エムティー)」の製造上で出る廃棄物を利用した作品を制作。
マスキングテープの粘着剤の原材料となるゴムがタイで取られていることから着想し、高さ約1.6m、幅約3.5mの「アジア象」をモチーフとして制作された。
プロジェクトは立体制作に取り組むほか、淀川テクニック!プロジェクトでおのずと使用する、たくさんの工具の種類と用途を表した「工具カルタ」を使って制作の事を学び、所属する専攻分野的に工具に不慣れな学生も共に楽しく遊びながら参加出来る様取り組まれ、淀川テクニックの活動をまとめた「ZINE」も制作した。
完成した作品は、2021年10月に青森県弘前市にある重要文化財「旧弘前偕行社」で開催予定のマスキングテープの博覧会「mt博」にて展示された。
担当:柴⽥ 英昭(淀川テクニック)/ウルトラファクトリー
参加学生:4名
詳細はこちらをご覧ください。
瓜生通信記事…https://uryu-tsushin.kyoto-art.ac.jp/detail/876
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マスキングテープの工場から出てくる廃材を使用した、高さ約1.6m、幅約3.5mの「象」をモチーフにした作品。





淀川テクニックの活動をまとめた「ZINE」も制作した。

100種の工具を学ぶ「工具カルタ」。今回、学生たちと種類を増やしバージョンアップさせました。
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