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2023 / 伝統・文化、京都、立体物

粟田大燈呂プロジェクト2023

粟田大燈呂プロジェクト2023

■連携先:粟田大燈呂実行委員会
■実施:芸術教養センター/リアルワークプロジェクト
■期間:2023年4月~2024年3月
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江戸時代から途絶えていた粟田祭の大燈呂。その制作と巡行を神社から依頼され、本学の学生たちが担うようになって16年。
今年度は、京都東山にある粟田神社の粟田祭で「夜渡り神事」を彩る大燈呂を3基制作。

まず学生たちは、祭の「主役」であるお社や地域の街並み、そこに暮らす人々について理解を深める為、粟田神社や周辺を見学。本やネットにはない現地で得られた肌感覚をもとに構想を練りあげ神社側にプレゼンテーションを行った。

今年度は粟田神社の主祭神である『素戔嗚尊』と『大己貴命』、そして来年の干支 『龍』の3基を約半年間かけて完成。
2023年10月8日の18時、出発を促す太鼓の音が鳴り響き、先輩たちの大燈呂とあわせて10基が巡行スタート。多くの見物客が集まり、海外の観光客の方から英語で「すごい!」と歓声があがるなど、ぐんぐんとお祭りムードに。

巡行当日はあいにくの雨模様。その本降りの雨が巡行開始とともに弱まり、最後には完全にあがるという展開。コロナ禍での巡行中止や規模縮小、昨年の雨天中止を経て、ついに今年、これまでをしのぐ規模での復活を果たすことができた。

担当教員:森岡 厚次(芸術教養センター:准教授)
参加学生:制作メンバー/30名
     マネジメントスタッフ/4名

詳細はこちらをご覧ください。
瓜生通信記事…https://uryu-tsushin.kyoto-art.ac.jp/detail/1150

制作の様子

だんだん色鮮やかになり完成に近づいてきました

『素戔嗚尊(スサノオノミコト)』 撮影:守屋友樹

来年の干支である『龍』

ずらりと並んだ大燈呂は壮観! 撮影:守屋友樹

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