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2024 / 作品展示、グラフィックデザイン、SDGs

食から日本を考える。NIPPON FOOD SHIFT 2024

■連携先:農林水産省、近畿農政局
■実施:情報デザイン学科
■期間:2024年4月~2025年1月
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情報デザイン学科は、2021年から農林水産省近畿農政局と連携協力協定を結び、日本の食が抱える課題解決のためのアイデアや未来のビジョンを可視化することを試みている。

24年度は学生10チームが「食料自給率」など日本の「食」の問題に向き合い、その成果として未来につながるアイデアを提案する展示プログラム「まだまだお腹すい展ねん」を NIPPON FOOD SHIFT FES.大阪(2025/1/25-26 グランフロント大阪)にて発表した。

プロジェクトの前半はリサーチやフィールドワークを重ね、それぞれのチームで設定した課題解決のためのアイデアについて、10月のNIPPON FOOD SHIFT FES.東京(2024/10/19-20 丸ビル)でプレゼンテーションを行い、後半は展示に向けて、調査の内容やターゲットを想定した提案、具体的なプロセスを見える形にした。

成果発表となった大阪のイベントでは、家庭内の食品ロスに注目し、野菜の適切な保存方法を知ってもらう「ベジケアプロジェクト」や、余った食材のリメイクを提案するカードゲーム「りめいくっく」のほか、お米を炊きたくなるアプリや化粧品の開発、ラジオ番組の提案など、「まだまだ」知りたくなる、食から日本を考える10の提案が展示され、10チームが会場ステージでプレゼンテーションも行った。

また、マルシェでは宇宙に関する制作活動を行うサークル「宇宙部(SOLAB)」が、山梨県北杜市でビールを製造、販売している「うちゅうブルーイング」と共同開発したオリジナルのクラフトビールを販売した。

Z世代が食の問題を自分ごとと捉え、来場者に新たな『食』と『農』について提案し、食に対する向き合い方や消費行動の変化のきっかけになることが期待される内容となった。


担当教員:齊藤 信和(情報デザイン学科/教授)、服部 滋樹(情報デザイン学科/教授)、村川 晃一郎(情報デザイン学科/専任講師)
参加学生:63名

詳細はこちらをご覧ください。
瓜生通信記事・・・https://uryu-tsushin.kyoto-art.ac.jp/detail/1341

授業の様子

各チームからの10の提案

ステージでのプレゼンテーションの様子

様々な「こ食」から自身の食生活を見つめる こ食診断「cococo-」

「食料自給率の低下」と「食事が栄養を得るためだけの行為」リサーチから見えた2つの問題点を、手軽さ・楽しさ・満足感の3つを持ち合わせる「丼」による解決を試みた「丼活」

「丼」の手軽さを伝え、食を楽しむことのハードルを下げる

炊くのが面倒でお米を食べないZ世代のリアルな悩みに寄り添った、お米を炊きたくなるアプリ「こめだのみ」

「うちゅうブルーイング」×「宇宙部(SOLAB)」共同開発によるオリジナルクラフトビール

当日販売したのは、このうち「ABAKE!!!」と「URNA」2種類のビール

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