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2018 / 空間デザイン

「Hapii+2018」ホスピタルアートプロジェクト

京都府立医科大学付属病院との産学公連携プロジェクトとして、ホスピタルアートプロジェクトを実施しました。ホスピタルアートとは、病院の施設にアートやデザインを施し、病院を訪れる方にとってより心地よい空間を目指す試みです。今回は、2018年11月に竣工したばかりのがん治療を専門とする施設「永守記念最先端がん治療研究センター」を舞台に、主に子どもの患者が利用する「陽子線治療室」と治療室への通路のアートに取り組みました。子どもたちが治療を恐れず、継続して通うことが楽しくなることを目的に全体テーマを「エデュテインメント(edutainment)」(※エデュテイメントとは、教育(education)と娯楽(entertainment)を掛け合わせた言葉で、楽しみながら学ぶことを意味)とし、オリジナルキャラクターを提案しました。施工のテーマは「宇宙船病院」とし、コックピットをイメージした治療室に仕上げ、キャラクターと共にワクワクできる空間を生み出しました。関連グッズとしてキャラクタースタンプを制作、子どもたちの頑張りを可視化し、治療へのモチベーションを維持する試みも提案しました。

京都府立医科大学付属病院さまへのプレゼンテーションの様子

施工前の陽子線治療室

施工前の治療室へ続く通路

医療機器から考案されたオリジナルキャラクターのひとつ

35種類ものキャラクターを提案した

現場での施工の様子

院内での10日間の施工期間を経て、3月6日(水)ホスピタルアートが完成!

完成した「陽子線治療室」

治療室へ向かう通路

治療ごとにかわいいスタンプで埋め尽くされていく

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